週刊 ニュース深読み「オバマ大統領 広島訪問 “核なき世界”に向かうのか?」

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この番組のまとめ

世界遺産登録の見通しを受けまして、来館者が非常に増えているということです。 西洋美術館が世界遺産に登録される見通しになりましたが。 設計したのは、近代建築の巨匠と呼ばれる、フランス人の建築家、ル・コルビュジエ。 世界遺産登録に向けた活動は、商店街の店主らが、およそ10年前から取り組んできました。 イコモスの勧告は、コルビュジエは日本人の建築家も指導。 このほか、建築家の坂倉準三や吉阪隆正なども、コルビュジエに師事しました。

都市と建築、建築と人をつなぐ?そのコルビュジエの作品の中でも、西洋美術館が評価されたというのはどういうことなんですか?やはり今申し上げたように、いろいろな要素を持っているということとか、あと日本人はちょっと小さいですけれども、人に優し考えて、そしてまた都市との関係性というのも大切にしたという意味で、すごい方だと思いますね。 近代建築というのは、本当に今回、西洋美術館が、こういう形で評価されたのはうれしいことなんですね。

茨城県牛久市出身の稀勢の里。 木曜日には天皇皇后両陛下が熊本県を訪れ、被災した人たちを見舞49人が犠牲になった熊本地震から1か月余り。 本当にその悲惨さというのを身をもって体験した広島ですから、長崎の人と共に、世界に向けて、長年、核廃絶、この世から核をなくそうというメッセージを発信し続けるんですね。 ぜひオバマさん、被爆地である広島を訪れて、共にこの核廃絶、目指しましょう。

でも、オバマさん、実際にこれまで日本には3回訪れているんですけれども、広島訪問というのは今まで実現できなかった。 でも広島の人は、核廃絶に向けて、オバマさんに毎年のように手紙を送り続けます。 だからオバマさんとしては、核廃絶っていう理想はうたっているんだけれども、核兵器はなかなかやれ?核廃絶って言ってるけどっていうのはありますよね。

それでもアメリカの国内の世論を考えると、なかなか難しいという気持ちも、まあ、理解したくないけども、その立場も分かるんだけど、来ていただけるのは、すごくうれしいことなんだけども、一歩だけもう一個進んでほしかったのは、残念だなと思うのは、被爆者の皆さんのお話をちょっと聞いていただきたかったんですよね。 追悼するのは、先の大戦で亡くなったすべての戦没者を、被爆者を含めて追悼するんですということで、短いスピーチをする予定なんですけれども、今、ホワイトハウスが言っているのは、謝罪のことばは入らないと。

また問題なのは、北朝鮮も問題なんですが、中国とアメリカ、中国と日本、韓国、オーストラリア、非常に大きな緊張が生まれています。 物言わぬこういった被爆の遺品等が、当時、こういうことが起こったんですよというそういった聞き取り調査を、遺族の方にもう一度、再調査したわけです。

小学校5年生のころには、もう完全に広島っ子になってしまっていて、外国人の学校辞めまして、日本の小学校に編入し、地元の男子校のしゅうどう中学という所にも行き、だから完全に広島っ子になってアメリカに帰ったんですね、15歳のときに。

国連、ジュネーブにあるヨーロッパ本部で、核兵器禁止の条約です。 こちらの賛成派と、いや、この条約には少し否定的な慎重派。 キューバを舞台に、本当に当時のソビエトとアメリカが核戦争をここでやるよって、本当にぎりぎりのところまでいった。 そんな恐怖を実際、南米の人は経験してるから、ブラジルやメキシコは、実は南米版の禁止条約っていうのをもう作っていて、ここではもう始まっている。 自分の国が核兵器を持つことみんながやめたらなんだけど、例えばアメリカはとってもいい国だから全部やめる。

それで資料館にも、アラブの諸国、サウジアラビアとか来られるんですが、そこに展示してあるときに、イスラエルに核展示してなかったもんで、これもっとるよと、もっと展示しろと、イスラエルの大使に聞くと、アラブの諸国は核を持っているということを言うんですが、それは否定も肯定もされなかった。 実際、原爆投下が行われて、被爆者の人がいっぱい亡くなられて、一番つらい思いした場所が広島、長崎に、現実の世界であるわけじゃないですか。