これでわかった!世界のいま▽今そこにある食糧危機!食品ロスめぐる各国事情は?

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この番組のまとめ

フィリピンでは5年後から10年後には世界中の食卓からバナナが消えてしまうかもしれないという声も上がっているそうです。 人口の割合で言うと先進国の人たちというのは世界の2割ぐらいしかいません。 先進国には足りているんですけれども発展途上国の人には足りない。 地球全体で合わせると98億人およそ100億人になるとこの人口の増加分を賄うために今度オリンピックが開かれるブラジル1国分の、農地が必要になると言われているんです。 先進国ではとんでもない量の食品が捨てられています。

食品ロスが非常に多いといわれているアメリカとフランスの取り組みを取材しました。 フランスでは反食品廃棄法という法律が世界で初めて成立。 法律では一定以上の規模がある小売店に対し、慈善事業団体に食品を無料で譲ることを義務づけています。 消費期限が迫った食品を積み込んだトラックが向かった先はある慈善事業団体の施設です。 ここでは、スーパなどから集まった食品を市場価格の5分の1程度と格安で即日販売しています。

ただ日本を含めた先進国が食品ロスを最大限減らしたとしても将来的にはこのままだと食料が足りなくなります。 農業の専門家もどこでも効率よく野菜を生産できる工場は食料問題の打開策になると期待しています。 しかし、その後は宗教対立も起き、2年前には仏教徒の一部が、イスラム教のモスクを襲撃する事件が発生しています。 スリランカは多民族国家でご覧のように仏教、ヒンズー教イスラム教、キリスト教この4つの宗教が一緒に暮らしています。