小笠原諸島の西之島。 どうして こんな危険な場所で暮らしているんでしょう?さらに 西之島を取り囲む未知の海に潜ってみると…。 去年の夏 私たちは研究機関と協力して西之島が噴火して以来 初めて本格的な撮影に挑戦しました。 さあ いよいよ西之島に向けて出発です!飛び立って7分。 活発な火山活動が続く西之島。 どうしてなんでしょうか?実は ここは 噴火前にあった小さな島 旧西之島の一部。 こちらは噴火前の旧西之島の映像。 噴火前の西之島はこの鳥の日本で数少ない繁殖地の一つだったんです。
噴火前 旧西之島で鳥の調査を行っていた…噴火後 初めて見る鳥たちの姿に大興奮です。 アオツラカツオドリの若鳥です。 アオツラカツオドリの数は およそ30羽。 もともと 旧西之島に居たものの多くが島にとどまっていると川上さんは言います。 こちらのカツオドリが向かったのはオナガミズナギドリの巣穴。 川上先生 どうしてですか?つまり海鳥たちは一度子育てに成功したらずっと そこで繁殖を続ける習性があるそうなんです。
第2章は 最新機材を使って西之島の周りの海を大調査。 ♪~そのため 環境省から調査・撮影の許可を得る際機材に動植物が紛れていないか環境の専門家による厳しいチェックがありました。 世界が注目する秘境・西之島。 今度は 360度 どこでも観察できる小型無人潜水艇の登場。 西之島の「海の主」なのかもしれませんね。 まず大海原に火山島があると山肌に沿って深海から冷たい水が上がってきます。 さらに今回の調査で 西之島の海にある特徴が見つかりました。