香りはどうなんですか?やっぱり、ちょっと温泉独特の香りがしますね。 きょうの「ひるブラ」は北海道・登別で初夏の大自然を満喫しながら温泉の豊かさをお伝えしますよ。 ここは北海道の南西部登別市の新緑に包まれた登別温泉です。 登別温泉は年間およそ330万人もの観光客が訪れる日本屈指の温泉郷です。 その魅力は温泉のデパートと呼ばれるほど豊富な泉質。 季節によってもいろんな温度があるんですけど温泉の川ですので川の流れを感じるんですよ。 温泉の成分が沈殿したもの。
勝俣さん、そうなんですよ!緑がかってるの宝石ではなくてですね実は、これ、コケでもなくバクテリアなんですよ。 こちら、緑色のバクテリアで温泉の微生物の一種だそうです。 温泉とバクテリアが共存している。 このバクテリアによってまた森林の緑とは違う幻想的な色になってますよねこちらも。 ちょっと色が塗れそうなそんなバクテリアです。 こちら、緑色のバクテリアでございまして詳しい生態は、まだはっきり分かってないんですけども温泉の川の美しい景観をつくっている大事な生き物の一つです。
ここは、大正時代に火山の小爆発でできた間欠泉になるんですよ。 周囲およそ10mのお湯の沼が広がっていてブクブクブクと温泉が湧いている様子が見えるんです。 この間欠泉の温泉は先ほどの川の足湯に注がれてるんですよ。 勝俣さん、登別の温泉人を癒やすだけではないんですよ。 マイヅルソウという登別の初夏の花です。 登別は硫黄が豊富な地域なので土壌が酸性土壌なんですね。 植物にとっては非常に厳しい環境ですがマイヅルソウは酸性の土でも花を咲かせるたくましい植物なんです。