しかし、それでも中国経済全体で占める個人消費の割合は、およそ4割にとどまっています。 それは内需拡大を目指す中国政府にとっても、それから世界経済にとっても、さらには農村を巻き込んで消費を加速させる事態が起きています。 今、中国ではインターネットを使った金融が急速に拡大しています。 これまで中国では個人や中小企業向けの金融機関はほとんどありませんでした。 インターネット金融は経済発展から取り残されてきた農村部を活性化する切り札にもなると期待されています。
さて、小宮デスク、こうやってインターネット金融を通じて見ますと、中間層、拡大している中間層ですけど、これがさらに、農村も巻き込んで、巨大な層が生まれるんじゃないかというふうに見多くの企業が中国に出ていっているわけですよね。 こうしたネット金融がどんどんどんどん発達していくことによって、借金をしていろんなもの買ってくれるという意味でいうと、非常に日本企業にとっても、外国の企業にとっても、魅力的な市場に中国はなっていくという意味では、日本にとっても、プラスになっていると。
インターネット金融会社の実に4割が、詐欺事件を起こすなどの問題を抱えています。 社会の混乱を抑えながらどう経済発展に矢作さん、今、VTRでご覧いただいたとおりといいますか、先ほど、この数年で爆発的に増えているインターネットの金融会社なんですが、なんとそのうちの4割は、問題を起こしていると、どういった問題か、夜逃げだとか詐欺、債務不履行などといった問題を、このうちの4割が起こしてるわけですよね。