盗作疑惑をきっかけに問われるオリジナルの意味。 去年の五輪エンブレム問題以降、デザインなどさまざまな作品に盗作疑惑がかけられ、今もその動きは止まっていません。 こうした盗作疑惑が今、表現の現場に大きな波紋を投げかけています。 タイヤや自動車など大手企業の広告から食品のパッケージデザインまで幅広く手がけています。 ネット上で盗作疑惑が立ち上がるとたちまち広がる今の日本社会。 水野さん、去年の盗作疑惑で白紙撤回となりました、東京オリンピックエンブレム問題以降、創作の現場、どんな危うさを感じますか?そうですね。
これは、よくご覧になるキャラクしたキャラクターのキャシーを似過ぎているとして、オランダの裁判所に訴えました。 依拠性?実際にこのキャシー側がミッフィーにアクセスして、それを参考にして作ったかというような、依拠性ということを立証しなきゃいけなかったり。
このエンブレムについては、水野さんもこの話し合い参加されてたんですけれども、この新しい試み、可能性、どんなところに感じていますか?もともと五輪エンブレムというのは商標権という権利で、知的財産権をがちがちに保護するという、そういう、いわゆるライツビジネスに、すごくなんというか、ライツビジネスが先鋭化していたというふうに言えると思いますけれども、こういう、もし仮にこのエンブレムが先ほどのイベントで議論されてたように、オープンに展開される、しかも個々人、市民一人一人が違うエンブレムを持つみたいなように、オープン