まずは 日本屈指の職人が一般的な平歯車を使い精密さを突き詰める技術と愛情の深さで挑む。 常識を打ち破る歯車作りに人生をささげた発明家と彼を師と仰ぐ若手技術者が死力を尽くす。 その技術力を示す一つが小型歯車。 吉海が開発のベースと決めたのは…円盤に歯が付いた昔からある おなじみの歯車だ。 歯車自体はシンプルでいい。 特殊な歯車を作り出した技術屋集団。 従業員およそ70人の…その特殊な歯車とは…。 まずは平歯車チームの皆さんです。 上に小型モーターと開発した歯車を取り付け1袋10キロの米袋を持ち上げてもらう。
3月 平歯車チームの開発プロジェクト始動。 歯車自体の重さでエネルギー効率が悪くなる。 平歯車チームの計算では上げられる限界は180キロ。 吉海 3日かけ全ての歯車の加工を終えた。 その後も改良を重ねた 吉海こん身の歯車がスタジオに登場!さあ 吉海さん もちろん歯車の設計は あれですけれどもやっぱり そのポイントとなるのは時間ですか?お願いします。 力を大きく増幅できるという特殊歯車。 今回は15倍と20倍の特殊歯車を2つ つなげて使う。 実は 特殊歯車を回すには強い力が必要。
この時 筒の回転は片山の このアイデア。 果たして 1段目の軸の歯車は特殊歯車を回せるのか。 モーター軸自体を歯車代わりにするというアイデアで見事 1段目の難題をクリア!初めて 実際のおもりを持ち上げるテストに臨んだ。 テストが終わるやいなや片山 スピードを上げるため徹底した軽量化を始めた。 会長の今瀬が作った特殊歯車の設計にも手を加える。 片山が技術者を目指す きっかけそれは今瀬との出会いだった。 入ってきた力を球がゆっくり動く事で増幅する 特殊歯車。