参議院比例代表選出議員選挙 政見放送

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この番組のまとめ

自民党農林部会長の小泉進次郎です。 農林部会長として、自民党の農業政策の司令塔です。 しかし、民進党などの野党は、「アベノミクスは失敗した」と、そう批判をしていますが、自民党が野党のとき、つまり4年前の民主党政権時代よりも、改善してるのは間違いないですね。 アベノミクスが皆さんの期待に十分応えきれていないことは、率直に認めなければなりません。 むしろ、ギアをもう1段、2段と上げて、アベノミクスのエンジンをフル回転していく。

赤字国債を財源にして、社会保障の充実を行うような、税収は21兆円増えました。 私の地元、横須賀・三浦はキャベツ、大根の一大産地なんですが、全国のさまざまな農業の現場を見れば見るほど、農業、林業の魅力を肌で感じています。 大切な農業を守るためにこそ、これからは、農林水産物の輸出力の強化も改革の柱の1つです。 伊勢志摩サミットで、日本産のワインを出したんですが、各国の首脳たちもおいしそうに飲み干して、大評判でした。 農林水産物の輸出は政権交代後、3年連続で過去最高を更新しました。

北朝鮮による核・ミサイルなど、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、昨年は平和安全法制が成立しました。 しかし、民進党は、共産党と手を組んで、平和安全法制の廃止を主張しています。 今回の参院選は、自民・公明両党の安定政権の継続で、政策を前進させるか、民進・共産両党などによって、混乱の政治を招いてしまうか、日本の重要な針路を問う選挙です。

保育士や介護職員の処遇改善も消費税率引き上げ分で実施予定だった政策は、必要な加入期間を、25年から10年に短縮する無年金対策。 現場からの要望を聞いた公明党は、ただちに自民党や野党に協力を呼びかけ、義援金の差し押さえを禁止する法律を、ほかにも、街のバリアフリー化や、2つ目は、「生活実感に根ざした政策を実現する力」です。 政権交代後、私自身が中国の習近平国家主席や、韓国の朴槿恵大統領と直接会談し、首脳会談の実現につなげました。

これまで、医師や厚生労働省勤務の経験を生かし、胃がん予防のためのピロリ菌除菌の保険適用など、国民の命と健康を守る政策実現に、全力で取り組んでまいりました。 今後、病気の重症化予防でお一人お一人の健康長寿を実現し、医療費などの社会保障費の削減に取り組み、財政赤字という国の病をも治していく決意です。 この暴走を止め、もう一度、政権交代可能な政治にチャレンジするためには、考え方が近い野党は、1つになるべきだ。 強い危機感と使命感を持って、「政権交代可能な政治を実現する」、その覚悟で決断しました。

そのうえ、アベノミクスの失敗で、消費税を上げられない分、社会保障を削ろうとしています。 安倍総理は、自分に都合のいい数字を挙げて、「アベノミクスは成功だった」と強調しています。 参議院選挙でも、「アベノミクスをさらに前に進める」、「エンジンをふかす」と安倍総理は言っていますが、過度に金融や財政出動に依存して、日銀が毎年発行する国債にほぼ等しいだけの国債を買うなど、さまざまなリスクが高まってきました。 何よりも、アベノミクスのけん引車だった円安・株高が、今年になって逆回転を始めています。

そして、さらに心配なのは、安倍総理の「在任中に憲法改正を成し遂げたい」というこの発言。 5月の党首討論で、私が「日本国憲法の平和主義とは一体何か」と聞いたのに対して、安倍総理は、「侵略戦争をしないことだ」と答えました。 日本国憲法の平和主義は、単に「侵略戦争をしない」ということを超えて、より積極的な意味を持ったものです。 これを安倍総理は議論もなく、自民党の憲法改正草案は、憲法9条を変えて、集団的自衛権を全く国民に説明されていませんよね。