社民党は「安倍政治の暴走を止める」をスローガンに掲げ、この参議院選挙に臨んでいます。 今回の選挙は安倍政治の暴走を止め、また、アベノミクスにより広がった格差是正のための賃金、労働条件改善、不公平税制是正、年金、医療、介護、子育て、教育の充実と地方の再建、農林水産業の再生、脱原発、全国比例区候補、福島みずほです。 ただいま紹介した2名のほかに、ますぐち敏行さん、田山英次さん、かつら川悟さん、伊藤よしきさん、しいの隆さん、以上7名の比例代表候補者が全国各地で社民党の訴えを行っています。
私は6年前、沖縄辺野古の新基地建設の閣議決定に署名を拒否して大臣を罷免になりました。 沖縄の辺野古の新基地建設阻止のために全力を挙げます、と記者会見をしました。 アベノミクスの結果、大企業の内部留保は実に366.7兆円にも膨れ上がっている一方で、ボトムアップの経済政策へ転換すべきですよね。 社民党は農林水産業や地域社会、大きな揺れに見舞われました。 自然エネルギーにシフトして、脱原発を社民党は実現をしてまいります。
そして、1%のための政治、一握りの1%のための政治ではなく、私たちはまさに、いわゆる社会民主主義、みんなで安心して本当に暮らせる。 この暴走を止め、もう一度、政権交代可能な政治にチャレンジするためには、考え方が近い野党は、1つになるべきだ。 この党で、必ず「政権交代可能な政治を実現する」、その覚悟で決断しました。 「政権交代可能な政治を実現する」という強い信念があったんですね。 そして、この民進党で迎える初の大型選挙が今回の参議院選挙。
市民の皆さん、そして、他の野党の皆さんと協力しながら、民進党がその先頭に立って、この参議院選挙を戦って参りたいと思います。 アベノミクスはお金持ちを大金持ちにしましたが、普通の人の暮らしは豊かにならなかった。 そのうえ、アベノミクスの失敗で、消費税を上げられない分、社会保障を削ろうとしています。 何よりも、アベノミクスのけん引車だった円安・株高が、今年になって逆回転を始めています。 アベノミクスのエンジンの空ぶかしで壊れるのは、私たちの暮らし。 安倍政権で年金から株への投資が、倍になりました。
安倍総理も最近は、民進党の主張と似たようなことを言っていますが、本当に実現するか、大いに疑問ですね。 そして、さらに心配なのは、安倍総理の「在任中に憲法改正を成し遂げたい」「侵略戦争をしないことだ」と答えました。 自民党の憲法改正草案は、憲法9条を変えて、集団的自衛権を限定なく行使できるとしています。 安倍総理は「参議院選挙で憲法改正をしっかりと訴えていく」と、いったんは明言していましたが、実際、選挙になってみると、全く国民に説明されていませんよね。
海外で武力行使をしないという日本国憲法の平和主義。 国会での議論もなく、重大な憲法解釈の変更が行われ、重要法案が与党の数の力で、強引に押し切られる。 自民党農林部会長の小泉進次郎です。 私も今でこそ、ふてぶてしいと言われていますが、長年、自民党では「若手」と言われてきたんです。 農林部会長として、自民党の農業政策の司令塔です。 しかし、民進党などの野党は、「アベノミクスは失敗した」と、そう批判をしていますが、自民党が野党のとき、つまり4年前の民主党政権時代よりも、改善してるのは間違いないですね。
消費税率の引き上げの延期で、社会保障の財源を心配する声もありますね。 赤字国債を財源にして、社会保障の充実を行うような、保育の受け皿を50万人分、来年度までに確保します。 農林水産物の輸出は政権交代後、安倍政権になってから、40代以下の世代が、8年ぶりに2万人以上、農業に入ってくるようになりました。 日本の伝統や文化を最も感じられる場所、核兵器を使用した国の大統領が、被爆地を訪問し、被爆の実相に触れ、その思いを発信したことは「核兵器のない世界」の実現へ、大きな力を与えたと思います。