総合診療医 ドクターG「突然 ショック状態に」

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この番組のまとめ

植西先生 突然患者の容態が急変しました。 はい!気管挿管と人工呼吸の準備を!はい!集中治療室に受け入れの準備も伝えて下さい。 集中治療室に入る患者さんというのは 皆さん重症の患者さんが多いですが実は…清水先生 助けてあげて下さいよ。

髄液検査が陰性?佐山さん 大丈夫ですか?どうされましたか?先生! 血圧 上が57の下が23脈拍 142回です!点滴を全開にして下さい!バッグバルブマスクの準備を!すぐに救急室に戻りましょう!はい。 さあ 清水先生 感染性心内膜炎。 心臓の内側の膜の部分にばい菌が付着してしまいまして血の塊と一緒に 体のいろいろなところに飛んでしまいまして感染性心内膜炎は何らかの細菌が心臓の弁や膜に付着して増殖する病気。

黄色ブドウ球菌による感染性心内膜炎っていうのは別名 急性感染性心内膜炎の原因菌ではあるんですね。 敗血症性ショックは 感染が原因で臓器に障害が起きる事で血圧が下がり 体温や呼吸数が上昇する 極めて危険な状態です。 佐山さん! 大丈夫ですか?どれぐらいでしょうね?どれぐらいだ?抗生物質は…人間の体には白血球が細菌を攻撃する免疫システムがあります。 しかし 細菌の勢力が強い場合には増殖を抑え切れないため抗生物質が必要になります。

ステロイドは 副腎不全の患者にも使われる薬でステロイドを投与しても大丈夫なのか?抗生物質を投与しますね。 だけど そこの周りいきますけど…これを取ってあげるのは ドレナージ…そうすると何をしなきゃいけない?大きい膿瘍がある場合ドレナージで取り除いたうえで抗生物質を投与しなければ治療効果は上がりません。 逆に…近藤先生は副腎不全になってますね。 急性副腎不全による副腎の変化は溶連菌感染症 どうでしょうね。 感染性心内膜炎なら 佐山さんは病状が急速に進行する黄色ブドウ球菌に感染している可能性がある。

ね?で 鈴木先生の立場に追い込みましょう。 鈴木先生は 膿瘍があるかないかとかそこばっかり見てたからまさか…内臓のカウントまではしてないですよね。 鈴木先生を非難できないなっていう。 佐山さんは脾臓を摘出しているとすればこの3つの細菌のうちの どれかに感染している可能性が高い。 処理ですか?じゃあ 白血球を寄せ集めてその中で染めたら どうですか?血液を遠心分離器にかけると3つの層に分かれます。 上が血しょう 下が赤血球白血球は 細菌と戦っています。