真田丸(32)「応酬」

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この番組のまとめ

長年仕えた助作に手ぇ握ってもらえて殿下も きっと 喜ばっせたに。 何だ?昨夜 徳川屋敷に賊が入りました。 もうしばらく 治部様のお手伝いをさせて頂けませぬか?今こそ殿下に ご恩を返す時と心得ます。 まずは殿下のご葬儀でございますが朝鮮にとどまる全軍の引き揚げが済んでからという事で老衆の方々よろしゅうございますか?承知。 殿下が ご存命の時は殿下の鶴の一声で 全てが動いた。 太閤殿下が亡くなった事どこで聞かれたのですか?私は おこうから聞きましたよ。

佐吉が そんな事を?殿下のご葬儀の日取りが決まらぬのもそのせいのようでございますよ。 徳川内府が?北政所様と お話しされている由。 勝手な事を!殿下のご葬儀の日取りいまだ決まっておらぬそうではないですか。 これでは あまりに殿下が おかわいそうです。 殿下が亡くなってから途端に大人びてきたような。 では 遠慮のう頂戴致そう!うまい!既に 殿下はお亡くなりではないのか。 伊豆守殿の弟御は 確か太閤殿下の馬廻でござったな。 殿下亡きあとの豊臣家をお守りしていこうではないか。

徳川内府め 乱心しおったか!勝手に そのような事を進めてよいはずがなかろう!殿より 例の話を聞いたぞ。 伊達政宗様の姫君と 内府様の五男忠輝様とのご縁組みの噂ご遺志に反するとはいかなる事かな?太閤殿下のご遺言では今後は 政に関わる一切にご葬儀も挙げてはおらぬ。 加藤清正が徳川内府の娘を嫁にもらうそうだ。 徳川内府を糺してそのあとは どうする?老衆から 外すつもりでござる。 確かに 徳川内府様のやり方は目に余ります。 秀頼様が ご成人されれば徳川内府が入り込む隙はなくなる。