エアレース世界選手権2016「第4戦 in ブダペスト」

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この番組のまとめ

最高のパフォーマンスを発揮する事世界のトップパイロット14人だけに許された特別な空5シーズン目。 前回 第3戦 千葉で悲願の初優勝を果たした日本人パイロット 室屋義秀2009年にそろってエアレースに デビューした2人は互いを認め合い 切磋琢磨する事でここまで上り詰めた誰よりも速く飛ぶ。 どちらも譲らず迎えた第4戦エアレース世界選手権2016 第4戦はハンガリー・ブダペストから お届けします。 非常に いいところにつけてワールドチャンピオンシップポイントが…。

機体が曲がっていると そこはペナルティーになってしまいます。 そして 同じようにもう一回 戻るんですがここから またこの大きなシケインを通って室屋選手は いかがでしょうか?さすがに スムーズなフライトが特徴だったポール・ボノム選手のコメントでしたね。 それでは ここで ルールとペナルティーについて 説明しましょう。 201ノットを超えると1秒のペナルティー。 上下10度ずつの角度を超えて通過すると2秒のペナルティーインコレクトレベルとなります進行方向にも水平に入らなくてはなりません。

7位対8位から始まり タイムの上位と下位との組み合わせで1位対14位へと進められるこの7つの対戦の勝者7選手が次のレースに進む事ができる。 また 敗者の中で最も速かった選手 1人がタイムで救われ 次のラウンド オブ 8へ進む事ができるさて 今大会 前日予選が行われなかったという事になりますがこのラウンド オブ 14の組み合わせどうなるんでしょうか?今回は年間ポイントの順位で決められますね。 年間ポイント 室屋選手4位ですが11位のベラルデ選手と戦う事になるという事になります。

1分は切りましたがあれですね…テストフライトよりは ちょっと時間かかってますね。 マドリード出身のベラルデ選手は2010年にスペイン曲技飛行選手権で優勝。 更に正確で速いフライトに磨きをかけ周囲が目を見張る成長ぶりを見せています。 今季 本当にいいフライトができているので3本 まとめられれば優勝の可能性は非常に出てくると思いますよ。 非常にいいフライトですよ。 さあ 対するは日本の 室屋義秀選手。 レース1週間前から ここで最終調整に入ったという室屋選手。

シケイン風ビッグターンなんですよね。 シケインっていうのは大体 ほぼほぼ直線に3つ並ぶんですよね?そうですね。 室屋選手のフライトを見て頂くと逆に ホアン・ベラルデ選手がいかに速かったかというのがよく分かりますよ。 このシケインになっても非常に 室屋選手 得意ですね。 室屋選手ですね シケイン非常に安定して速いですよね。 このような難しいシケインになってもきちっと フライトができるのが室屋選手 さすがですよね。

この10度を超えてしまうとインコレクトレベル。 ここですね インコレクトレベル。 ターニング・マニューバに入るのが速すぎたがためにゲート通過時に10度を超えてしまってインコレクトレベルの2秒のペナルティーを負ってしまいましたがここで 今日のような雨がエアレース機に どのような影響を与えるのかについてポール・ボノムさんが解説をしていましたのでお伝えします。

ペナルティーがなければこのヒート自体は 非常に楽に抜けられると思うので。 ラウンド オブ 8進出ですイワノフ。 まだまだ 室屋選手がファステストルーザーのままですよね。 さあ マット・ホールと マルティン・ションカです。 マット・ホール選手は 室屋選手と同じ2009年 エアレースにデビュー。 ラウンド オブ 14で 痛恨のパイロンヒット。 室屋選手とも同期でもありますがスタートを切りました。 そのホールに対して 今度はマルティン・ションカです。

今回 シケイン後が非常にテクニカルで窮屈な場所ではあるのでここまで オーバーハングしてしまうとなかなか 機体を戻せないですね。 今回 お母様も いらしてて応援に来てるんで非常に残念だと思います。 これ水陸両用車なんですけどこれで押し戻してパイロン設置をし直しという事になりますね。 室屋選手が 今まで負けた選手の中では一番速いタイムを出してます。 室屋選手ですね。 日本の室屋選手ベラルデに敗れはしましたがタイムは 非常にいいです。 そして 今回 シケインですね。

この部分はリズムがとりやすいんですがまた シケインを戻って セットアップしこの横のターンが非常にリズムを大事にする難しいコースになってますね。 風が強かったのでコックピットのポドルンシェク選手もかなり揺れてましたよね。 ポドルンシェク選手です。 対するベテランの カービー・チャンブリス アメリカです。 その全てに参加カービー・チャンブリス選手はこれまでに 2度年間チャンピオンの座につきましたしかし 2015年ポイントが取れたのは 僅か2回。 ベテランのチャンブリス。

その室屋選手の最大のライバルマティアス・ドルダラー。 この町には マティアス・ドルダラー選手の両親が造った飛行場があるんです。 今シーズンの第2戦 シュピールベルクでドルダラー選手は 室屋選手より一足先に初優勝を遂げました。 イエス!空を知り尽くした家族の支えもあり今シーズンは 年間ポイントトップへと急成長したドルダラー選手。 今シーズンのマティアス・ドルダラー選手は非常に調子がいいと思うんですがその秘密。

引退してしまったポール・ボノム選手に引けを取らないそして ここで最後に横にターニング・マニューバで入っていくんですけどもこのターンの時に一瞬 こう振れてここでタイムが こう落ちてしまって負けてしまったんですけどもこの風のいたずらが なければ室屋選手 トップタイムな訳ですから非常にいいフライトだと思います。 やはり 室屋選手自身もテクニックには自信を持っていますしそのとおりというふうに見ていいですか?そうですね。

マティアス・ドルダラー選手さっきのフライトを見るとホアン・ベラルデ選手には 非常に チャンスがあるような感じがしますよね。 ラウンド オブ 8まず 最初にフライトしたこのイワノフですが審議中になりました。 先ほどのパイロンの修復もあったのでレーススケジュールが変わる可能性が天候と時間と両方あるのでこのラウンド オブ 8きちっと飛んでくるのは非常に大切になってくると思います。 非常にフライトしづらいコンディションの中タイムを落とさずに飛べるのはさすが 実力者のマット・ホール選手。

ここは ナイジェル・ラム選手いいタイムを出してハンネス・アルヒ選手にプレッシャーをかけたいですよね。 そこに彼が果敢な攻めのフライトができる大応援団を前に少し慎重になりながらもラムと同時にフライトしていればという映像ですが接戦になっているんでしょうか?ちょっと 少し高いようにも見えましたが大丈夫ですね。 きちっと こう シケインが大きく 大きく機体を回すんですけどもこのところ カービー・チャンブリス選手はタイムが伸びるんですよね。

今回は 日本からも多くの応援団が来てますんでね是非 応援を武器にいいフライトをしてほしいですね。 チャンブリスが ファイナル4進出。 室屋は ファイナル4進出ならずという事になりました。 さあ そして ラウンド オブ 8最後のヒートになりますがマティアス・ドルダラー。 すばらしいフライトですねマティアス・ドルダラー選手。 いや~ ホアン・ベラルデ選手には非常に大きなプレッシャーになると思うんですが やはり 今年のマティアス何か大きく変わりましたね。

ドルダラーを しかし 僅かにリードでおっと ここで…?インコレクトレベルですね。 ドルダラー相手に2秒のペナルティーは大きいです。 10度を超えると インコレクトレベルで2秒のペナルティーになるんですけども非常に残念ですね。 マティアス・ドルダラーが優勝という事になりました。 さあ そのドルダラー選手のフライトです。