ニュース「台風10号」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

この付近は、大体1メートルぐらいが高潮警報の基準なんですけれども、それを上回る潮位となっていて、厳重な警戒が必要なんですね。 そしてこの台風の進路を見ますと、東日本大震災の被災地の周辺の地域が、ちょうど進路に当たっていますよね。

このうち宮城県石巻市のあゆかわ港では、昼ごろから潮位が上がり始め、満潮時刻の1時間ほど前の午後2時ごろにはふだんより60センチ以上、高くなっています。 東北地方の太平洋側では、午後3時前後には満潮時刻となります。 太平洋側の東北地方の各地、満潮の時刻を迎えている所があります。 お伝えしていますように、東北地方の太平洋側では、台風の接近に伴って、きょう昼ごろから各地で潮位が上昇しています。

最大瞬間風速は、岩手県遠野市で午後2時40分ごろに31.1メートル、宮城県石巻市で午後2時前に30.9メートル、午後2時までの1時間には、国土交通省が、北海道広尾町に設置した雨量計で、30ミリの激しい雨を観測しました。 福島県と宮城県、岩手県、山形県、それに北海道では、これまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

東北・北海道新幹線は午後、午後9時59分に出発する新青森行きの最終列車を運休します。 トヨタ自動車は、従業員の通勤に危険が生じるおそれがあるとして、宮城県大衡村と、岩手県金ケ崎町にある2つの組み立て工場について、きょういっぱい、操業を停止することを決めました。 キリンビールの仙台市宮城野区にある工場と、サッポロビールの宮城県名取市の工場では、安全を確保するため、従業員の一部を早めに帰宅させることにしました。

予想される最大瞬間風速は、北海道と東北、陸上でも35メートルと、立っていられないほどになりますから、外に出るのは危険なくらいの風になりそうです。 台風10号の接近に伴い、東北地方の一部が暴風域に入り始めました。 避難勧告が出されているのは、岩手県が、釜石市が市内全域の1遠野市が市内全域1万908世帯、2万8413人。 青森県では、東北町で町内の一部の2170世帯、5070人に、三戸町で町内の一部の381世帯、834人に避難勧告が出されています。

このうち岩手県大船渡港では、午後3時前には、ふだんより1メートルほど高い、およそ1メートル20センチの潮位を観測し、これまでで最も高かこのほか、福島県の相馬港でも、午後2時過ぎには、ふだんより80センチほど高くなっています。 北日本では風が強まっていて、最大瞬間風速は岩手県遠野市で、午後2時40分ごろに31.1メートル、宮城県石巻市で、午後2時前に30.9メートル、北海道函館市で、午後1時過ぎに25.4メートルを観測しました。

そこで予想される雨の量見ますと、あすの昼までの24時間で、東北地方の多い所で250ミリ、北海道の多い所で200ミリとなっています。 東北地方、今夜にかけて、北海道は今夜からあすの未明をピークに、高潮による浸水にも、沿岸部、警戒をしてください。 泉田知事は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については、福島第一原発の事故の検証なくしては、4時になりました。

気象庁の発表によりますと、午後4時には宮城県石巻市の南東の海上を1時間に40キロと速度をやや速めながら北北西へ進んでいるとみられます。 福島県と宮城県、岩手県、山形県それに北海道では、これまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。 また、東北地方の太平洋側では、午後3時前後に満潮の時刻を迎え、台風の接近に伴って各地で潮位が高くなっています。

土砂災害などに厳重に警戒し早めの避難や安全確保の行動を取る必要があります。 午後3時前後に満潮時刻を迎えた東北地方の太平洋側。 東北の太平洋側は、5年前の東日本大震災で地盤沈下が起きて土地が低くなっているところがあるほか防潮堤の整備もまだ十分にできていないところもあります。 台風の接近時や満潮の時間帯などには、海岸には近づかないなど引き続き高潮に厳重な警戒が必要です。 台風の雨雲がかかる東北地方は、奥羽山脈や北上山地など山間部が多く、土砂災害への警戒も必要です。

東北電力によりますと午後3時半現在、岩手県では、宮古市や大船渡市などで、合わせて2309戸、宮城県では気仙沼市と登米市で合わせて1823戸、青森県では、三戸町で124戸、山形県では、最上町で36戸がそれぞれ停電しているということ合わせて7万4900世帯余り、およそ17万7000人に避難勧告が出されています。

沿岸、風がさらに強まっている所、そして高潮によって、海面、それでは、このあとの予想進路、見ていきますと、このあとさらにあすの昼までの24時間に東北地方では、多い所、250ミリ、1時間30ミリ以上の激しい雨の降っている所が多くなってきていまた北海道も、雨雲、発達したものがかかり始めていますが、台風周辺の非常に湿った空気が流れ込みやすくなっていて、このあと台風の北上に合わせて北海道もさらに雨が広い範囲、激し一層高まっている所がありますので、このあとも厳重な警戒を続けてください。

最大瞬間風速は岩手県遠野市で午後2時40分ごろに31.1メートル、北海道函館市で午後1時過ぎに25.4メートルを観測しました。 午後4時までの1時間には、岩手県で、県が宮古市に設置した雨量計で、山形県では、川が増水して氾濫するおそれがある、氾濫危険水位に近づいている地域があります。 あすの昼までに降る雨の量は、いずれも多い所で、東北で250ミリ、北海道で200ミリと予想され、猛烈な風が吹くほか、関東でも海上を中心に23メートルと非常に強い風が吹き、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

東北地方の平年の8月の雨量は、仙台市で166.9ミリ、台風の雨雲がかかる東北地方は、奥羽山脈や北上山地など山間部が多く、土砂災害への警戒も必要で気象庁が公開している土砂災害の危険性があるエリアを示した図です。 丸森町が土砂災害のおそれがあるとして、北海道新得町は、町内を流れる川の水位が上がり、住宅地が浸水するおそれがあるとして、1175世帯に避難勧告を山形県の最上町でもそれぞれ停電しているということです。