特集 明日へ つなげよう 地震列島に暮らす私たち

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この番組のまとめ

熊本は3日前にも震度5弱の地震がきましたし考えたら、僕たちが暮らす日本というのは本当に地震が多い国ですよね。 本当に熊本というのはこれまで地震が非常に少なかった地域ですからそれだけに、日本というのは本当にどこでも地震が起こりうる国なんだなということを印象づけた出来事でしたよね。 熊本では地震のあと壊れた自宅の軒先などで暮らすいわゆる、軒先避難を選ぶ人が農家を中心に相次ぎました。 益城町で軒先避難をする人はある調査によると7月の時点で97人いました。

スザンヌさんは地元ですけれどどうですか?私のお友達とか知り合いにも軒先避難していらっしゃる方いらっしゃいますしうちも、地震直後は子どもがまだ小さいので避難所に行くのはちょっと迷惑かかるかなというので車中泊とかしてましたしこういうたくさんまだまだそういう方がいらっしゃると思うと早く、みんなが落ち着いて暮らせるようになればいいなと思いますけど。 それが活断層でそれに力が加わるとかつて地震を引き起こした断層に力が新たに加わるとかつての古傷なんですよね。

より活断層を皆さんに知っていただきたいと今回、取材したのはこちらです。 東京工業大学の名誉教授の和田章先生に取材してまいりました。 活断層とあなたの住宅ということで熊本地震が起きたあとに熊本に入り、家屋などの調査をずっと続けてらっしゃるんですよ。 そんな調査をしてる和田先生にお聞きすると今回の熊本地震なんと新築の家屋も含め新築も含めてです。 これは、スザンヌとかSHELLYとかお子さんいらっしゃる人はこれ知っといたほうがいいと思いますよ。 こちらをお聞きしたのは広島大学名誉教授の中田先生にお聞きしました。

アメリカ・カリフォルニア州は活断層法というのがあるそうです。 学校などを建てる際に事前に地質調査が行われてここだったら建てていいよとかここは活断層があるから学校を建てちゃだめだとカリフォルニア州ではなっているということなんです。 もし、活断層が見つかった場合は建設計画を見直して一定の距離を確保して建設しなければいけないという法律がちゃんとあるということなんですよね。

私の研究室の学生もみんな携帯か鍵についてますしあれをLEDライトとホイッスル。 声、出なくなりますのでライトで実際に熊本地震でもライトぐるぐるしてた方が外にいらっしゃった方がライトがちらちらしてるので気が付いて、ベランダから人を集めることができるのでそういったことでも効果が出ています。 阪神・淡路大震災のときに枕元に眼鏡を最後、置いて寝ますよね。 恩返しの意味も込めて今度は被災地から幸せなニュースや感謝の気持ちをツイッターを使って発信してほしいと企画されたんです。

今、岩手県の釜石市の映像をご覧いただきましたが震災から3年以上たっても住民のほとんどは仮設住宅に住んでいました。 陸前高田だけではなく、各地で今、地盤の整備が終わりに近づき自宅や災害公営住宅の建築が始まっています。 根浜の人たちは各地に分散する仮設住宅などでばらばらに暮らさざるを得なくなったのです。 手分けして各地の仮設住宅を回ってはつてを頼り一世帯ずつ探し出していきました。 さらに、この名簿を元に住民同士をつなげる新たなシステムを考案しました。

根浜の評価としてはああいう取り組みはいかがですか?あんなことはなかなかできないんですけども今、熊本でもこれから仮設住宅やさらには災害公営住宅に移っていく段階にあるんですけど根浜の例をぜひ参考にされてもとのコミュニティーをなんとしても維持していくという取り組みをぜひともしてほしいと思います。

コミュニティーが維持できるように。 NPOの人たちがそういう労をとってお互い、結び付けていくということができないとなかなかコミュニティーの維持がうまくいかないということになるわけですね。 全然、被害が少なかった地域っていうのはコミュニティーがしっかりしていてあの人は、あそこの部屋で寝てると。 都会でも今の段階でわれわれもコミュニティーを意識して作るという、近所をね。 あの地震から約4か月半たちましたけども私がふだんいる熊本放送局は実は、熊本城のすぐお隣にあるんですよ。

スザンヌさんは、熊本やっぱり、熊本城特別な存在ですよね?よくお城は熊本のシンボルとか言いますけどそんなシンボルどころじゃなく熊本県民として誇りでしたし今もなんですけど。 もっと言うなら崩れることがない確固たる精神的支柱といいますか武者返しで難攻不落の城と呼ばれそういう熊本城の思いですけれどもそうか、そういうふうな意味合いがあるとなると本当に早く傷ついた状態じゃない状態に戻してあげたいなという思いはありますよね。

今回、見るのは7月に避難指示が解除された南相馬市です。 福島県では、これまで震災後、少しずつ放射性物質を取り除く作業が解除された場所では、希望者は自宅に戻ることはできる。 何かといいますと居住制限区域と書いてありますが緑のところよりも比較的放射線量まだ高いところなんですね。 南相馬市小高区で解除後初めての夏祭りが行われていました。

若い世代の建設的な意見は川房の今後に危機感を抱く佐藤さんに女性のことばに、佐藤さんたちは人々のつながりをなんとか次の世代に受け継いでいかなければならないと感じていました。 避難指示の解除という新たな段階を迎えた川房地区。 それでも住民が帰りたいというものを阻むものではなく国は解除したということなんですがどうご覧になります?この問題、結構複雑な問題が絡んでて除染が終わって、帰って除染が終わってるところはインフラが5年半止まってるんですよ。

みんな、生まれ育った町に戻りたいし、自分の子どもにその景色を見せたいとかあの海を見せたいとかっていうのはみんな一緒だと思うのでそれがなんとか早くお父様はね、自分の世代はもう諦めたみたいなことをおっしゃってましたけど戻るように祭りしようよとか現実的な、今できることをちょっとずつ続けるくまモンに語りかけるように発信されたツイートはこの小学生とツイートしてくれた方にくまモンが会ってきました。 綾香くんの自宅も地震の被害を受けましたボランティアの人たちでした。

SHELLYさん、なんで「いきなり団子」っていうかこれは、ぱかって開けると「いきなりだんご」なんですよね。 ご存じでしょうか、皆さん新酒の出来を競う全国新酒鑑評会というものがあるんですが特に優秀と認められる金賞を獲得したお酒の数がなんと2013年度以来4年も連続で全国1位なんです。 SHELLYは、きき酒師の資格、持ってる。

最後は九州で被害が大きかった大分県のグルメをご紹介します。 別府市の地獄蒸しです。 温泉の成分と高温で一気に蒸し上げるということでうまみが凝縮してさらにうまくなるというそういう地獄蒸しでございます。 大分県は鶏肉の消費量が全国的に見てトップクラスの県なんですね。 陸前高田の奇跡の一本松と同じように思ってらっしゃる方がいらっしゃるんですね。 最後に、地震列島に住む私たち今すぐにでも役に立つ情報をお伝えしたいというふうに思っています。 SHELLYさんとスザンヌさんと、竹山さん入れてみてください。