異常気象を深刻化させる危険な兆候。 地球温暖化。 気象庁の異常気象分析検討会の会長を務める、木本昌秀さんです。 木本さんは、地球全体の平均気温の急激な上昇に危機感を抱いています。 いったんは停滞したかに見えた温暖化が再び加速し始めた可能性があるのです。 温暖化が進んだ将来日本はどのような脅威にさらされるのか。 台風の活動範囲が北に広がってきて日本の近くでも非常に強い台風が起こるようになると予測されてますから確実に地球温暖化は進んでいる。
地下で過去数万年にわたって凍っていた地層永久凍土がとけだしているのです。 永久凍土の中には、枯れ葉などが長い時間かけて堆積し分解してできたとみられるメタンが閉じ込められています。 永久凍土がとけるとメタンが放出されて温暖化が一気に加速する危険性があるのです。 永久凍土のメタンって言われてもぴんとこない気もするんですけども相当、大きな影響になってくるんですか?永久凍土が、どれぐらいとけてメタンがどれぐらい出てくる。
新藤さんに加え、気象の専門家建築・電気設備の専門家3人の分析からは都市を襲う雷の深刻なリスクが見えてきました。 そういう意味もありますのであまり局地的な集中豪雨の場合はあまり地下深くには潜らないほうがいいと思いますね。 8年前の7月神戸市で積乱雲が急速に発達し1時間におよそ60ミリの非常に激しい雨が降りました。 積乱雲の発達を予測するには初期の段階から雲の様子を捉える必要があります。 ところが積乱雲は初期の段階ではこの2キロ四方の内側で発達します。