大相撲秋場所 三日目 ▽大横綱・千代の富士 その足跡をたどる

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この番組のまとめ

アメリカ政府の貿易問題を調査する国際貿易委員会は、12日、日本やブラジルなど7か国の鉄鋼メーカーが製造する自動車や建築資材などに使われる製品、熱延鋼板が、不当に安い価格で輸出され、アメリカのメーカーに損害を与えていると認定しました。 和歌山市で車を運転中に自転車の男性を転倒させてけがをさせたとして過失運転傷害の罪に問われた女性に、裁判所が無罪を言い渡していたことが分かりました。

平成元年の秋場所で、当時の通算勝ち星の新記録を樹立し相撲界初の国民栄誉賞を受賞しました。 去年、東京・両国国技館で赤い綱を締めて還暦を祝う土俵入りを行い現役時代と同じウルフと呼ばれて、まさに圧倒的な存在感を見せた第58代の横綱千代の富士。 やはり千代の富士というのは相撲界、あるいは相撲の歴史にとってどんな存在でしたか。 きょうは取組の合間合間に第58代横綱千代の富士の足跡を振り返りながら進めていこうと思います。 秋場所の三日目最初の取組です。

千代の富士と朝汐の優勝決定戦となりました。 千代の富士としてはここで優勝を逃すと本当に正念場に追い込まれるような2人にとってきわめて大事な一番だったんですね。 これで決定戦で優勝した千代の富士はその後、大横綱への階段をのぼっていきました。 モンゴルから来る力士は筋肉質の力士が多いだけに千代の富士は1つの大きな例になるんじゃないですか。 横綱千代の富士が35歳で最後の優勝、それが年6場所制では年齢がいちばん高い優勝でした。 きょうは第58代横綱千代の富士の足跡をたどりながらお伝えしています。

1つのことができるようになれば目の前の一つ一つの動きを積み上げていく千代の富士さんと話していて驚いたのはそういう相撲人生だったんですね。 新入幕千代翔馬3連勝千代の富士関という人はどんなことがあっても真正面から突っ込んでいきましたからね。 14個の白星を連ねた千代の富士。 出し投げ、千代の富士優勝14勝1敗。 春日野理事長から賜盃が千代の富士に。 目前にする千代の富士。 対戦成績では千代の富士に20勝6敗と圧倒しています。 賜盃第1号は横綱千代の富士11回目の優勝を飾りました。

平成2年九州場所、十四日目。 平成2年の九州場所、これが千代の富士最後の優勝。 向正面は元旭天鵬の大島親方はそれを超える37歳での優勝でした。 土俵上は松鳳山と琴勇輝です。 松鳳山と琴勇輝です。 突き押し相撲の琴勇輝。 最近は張り差しから四つに組んだりする松鳳山です。 松鳳山の持ち味は激しい突っ張りです。 幕内前半は少し呼吸が合わない立ち合いが目立ちます。 松鳳山は2勝1敗。

それから先ほど交換ノートの話が千代翔馬のときにありましたがよくメールもしていたそうですが、いい相撲で勝つと、お前の相撲は元気があっていい。 気迫のある相撲だったというふうに千代の国はメールをもらったそうです。 私は全く知りませんでしたが交換ノートの話も聞きまして私のイメージの中に千代の富士関が交換ノートをするなんてとても出てきませんでした。 あの千代の富士が毎日毎日書いていました。 こういう相撲が一番でも二番でもあると見ている方も満足なんですがね。 勝った勢は、あすは千代鳳戦です。

厚生労働省は、人手不足の影響もあり、建設業や製造業、それに卸売、小売業などで高校生の求人が大幅に増え、採用意欲が高まっていると話しています。 中国共産党は、習近平国家主席と親密だとされている天津市のトップを、重大な規律違反の疑いで解任したと発表しました。 千代の富士というとなんといっても昭和最後の九州場所。 63年、あのときに連勝を続けて1年納めの九州場所へと向かっていった。 しかも九州場所8連覇がかかったあの場所なんといっても国民的関心事でした。 九州場所に臨む前の心境を聞いていただきました。

尾車さん部屋に出稽古に来た魁聖が活躍をして隠岐の海も活躍して出稽古に来てほかの部屋とはいえそういう場所前にきてくれた力士が活躍するのはうれしいんじゃないですか。 土俵上は千代鳳と宝富士です。 2日間前まわしを探りつつも相撲弱気だからまわしが腰くだけこれは先代の師匠に怒られるということできょうは頭からかまし早く初日を出して安心させたいと言っています。 少しずつなんですけれども圧力をかけて最後に起こしてしまうという力が強いんでしょうね、宝富士は。 これで初日が出ました宝富士です。

きのう終えた時点で師匠と横綱ただこのところ2度の対戦はいずれも正代が勝っています。 過去2回は照ノ富士が左の前まわしをねらいにいくんですけれども流れの中で正代が二本差します。 3連敗といっても3大関との対戦です。 初日黒星のあと2日いい相撲を。 東の前頭2枚目栃ノ心2連敗です。 半年以上、緊張感で戦ってきています。 稀勢の里は一瞬残ったに見えたんですが足を取られて引いてしまったんですね。 倒すのに稽古にいくのになと琴風を追いかけましたようになぜそういう努力をしないだろう僕らも連合稽古を考えたんですけどね。

稀勢の里、琴奨菊大関相次いで敗れました。 土俵上は豪栄道2連勝殊勲のインタビューですおめでとうございます。 新関脇の今場所も2日間内容はいいですね。 土俵上、豪栄道と栃煌山きょうは第58代横綱千代の富士のいろいろな足跡をたどりながら豪栄道が左の前まわしを取って前に出る相撲を見せました。 逆転勝ち、豪栄道3連勝。 右四つになって上手が取れなかったんですね豪栄道。 栃煌山に両方差したら出るしかありませんね。

場所前の関取衆との稽古ではそんなにできなかったんですけれども本人なりの体調の作り方というんでしょうか、いろいろ自分なりの運動をして、体を作りここまでやってきましたね。 それだけ、力士の相撲内容を一つ一つにお客さんが館内の空気に反応していくんですね。 尾車さん大島親方が体感しているように館内が沸く相撲を負けても花道を帰るときに拍手が起こる相撲これが大事ですね。 きょう、足跡をたどっている横綱千代の富士というのは本当にファンの気持ちファンが求めているものこれに応えていった横綱でしたね。