これでわかった!世界のいま▽若き王子が脱石油に挑戦?サウジアラビア改革の行方は

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この番組のまとめ

お名前はムハンマド・ビン・サルマン副皇太子。 サウジアラビアのサルマン国王の息子さんです。 去年の4月から副皇太子になりましてサウジアラビアの実権を握っています。 どこにあるかといいますとアラビア半島にありまして日本も輸入する3分の1をサウジアラビアからまとまりかけたことがあったんですがこの副皇太子が電話1本をかけてツルの一声で状況をひっくり返しました。 武井さん、そのサウジアラビアが今問題が山積みなんだ。 サウジアラビアは地底からジャブジャブ原油が湧き出る国だ。

理由はありまして保守的な国ですから欧米流のハリウッド映画とか娯楽文化が大量に入ってきたらイスラム教に基づいた伝統的な価値観や人間関係が崩されてしまうという警戒感からそうされているんです。 これからは株式などに投資して新たな資金を作ろうということで国営石油会社のアラムコという会社があるんですがこれを日本でいうとトヨタ自動車がいちばん大きい時価総額でしておよそ20兆円です。 また産業育成、軍事産業など、いろいろな産業を立ち上げたいと思っているんですが特に副皇太子が力を入れているのが娯楽産業の立ち上げなんです。

サウジアラビアは去年、ムハンマド副皇太子が国防相に就任したあと暴徒化。 テヘランのサウジアラビア大使館を襲撃します。 これを受けてサウジアラビアはさらに強硬な手段に踏み切りました。 イランではサウジアラビアへの反発が一層、強まっています。 しかし、レザさんは今回だけでなく来年以降もレザさんのように今回、大巡礼に参加できなかった人はイランで6万人以上います。 事故の調査委員会の設置も拒んでいるなどとサウジアラビアの対応を非難し続けています。