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この番組のまとめ

台風16号は、和歌山県に再上陸したあと、紀伊半島東へ進んでいます。 近畿と東海の一部が暴風域に入っていて、台風本体の発達した雨雲で、近畿や東海では非常に激しい雨が降っています。 記録的な大雨となった九州や四国を含め、台風の影響で、鹿児島県垂水市では、鹿児島県の霧島正面、画面下が鹿児島方面になります。 富田林市では現在、およそ5万世帯に避難準備情報を出しています。 台風16号は、きょう未明、鹿児島県に上陸したあと、西日本の太平洋沿岸を進み、午後1時半ごろに和歌山県田辺市付近に再上陸しました。

これまでの雨で、宮崎県と高知県、徳島県、香川県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、それに三重県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

避難指示は、徳島県阿南市の一部や、高知県の四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、四万十町の一部に、また、三重県亀山市と鈴鹿市の一部にも出されています。 また避難勧告は、四国4県と宮崎県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、三重県の一部の地域に出ています。 県内には一部に避難勧告や避難準備情報が出されています。 亀岡市では、避難準備情報を出して、避難に時間がかかる人には避難の開始を、それ以外の人にも準備を呼びかけ、避難所を開設しています。

今後、予想される1時間の雨は、三重県で90ミリ、静岡県で80ミリ、岐阜県で70ミリ、愛知県と福井県で60ミリ、石川県で50ミリ、富山県で40ミリで、局地的に猛烈な雨の降る所があります。

こうした台風の中心付近や東側で非常に雨雲が発達しやすく、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降るおそれもあります。 午後4時から午後5時までの1時間、東海地方を中心に、非常に激しい雨が降りそうです。 この時間の土砂災害の危険度、九州から東海、また北陸でも紫色の非常に高まっている地域があります。 暴風域はなくなりますが、中心付近では非常に強い風が吹く見込みです。

西日本と東日本では、今夜にかけて、雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、近畿や東海などでは、風も非常に強まっていて、午後2時前には、和歌山県で31.3メートル、愛知県伊良湖岬では25.7メートルの最大瞬間風速を観測しまし東海と九州北部、関東、それに伊豆諸島では、20メートルから25メートルで、最大瞬間風速は近畿で45メートル、東海と九州北部、関東、それに伊豆諸島で30メートルから35メートルと予想されています。

現在、土砂災害警戒情報が津市、鈴鹿市、松阪市、名張市、伊賀市、亀山市、四日市市に出されています。 津市や亀山市など5つの河川で午後3時現在、洪水のおそれがある氾濫危険水位を超えている所があります。 台風が接近している名古屋市のJR名古屋駅前です。 名古屋駅の構内では電光掲示板で東海道線の豊橋と大垣の間は通常の半分程度の本数で、出されていて先ほどから雨が強くなったり弱くなったりを繰り返している状況です。

午後3時までの1時間には和歌山県が高野町に設置した雨量計で52ミリの非常に激しい雨を観測したほか、大阪府の河内長野市で各地で100ミリを超える猛烈な雨が降り、宮崎県日向市では午前7時40分までの24時間の雨量が578ミリと平年の9月1か月分のおよそ1.6倍の雨が降る記録的な大雨となりました。

関東甲信と伊豆諸島は、気象庁は最新の気象情報や自治体からの避難などに関する情報に注意し、増水した川や用水路、海岸、土砂災害のおそれのある斜面など危険な場所には絶対に近づかないよう呼びかけています。 避難指示は徳島県阿南市や京都市の一部、お年寄りや体が不自由な人など移動に時間がかかる人に早めの避難を呼びかける避難準備情報が各地に出ています。

大阪府や京都府、奈良県、滋賀県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。 今夜にかけて、近畿中部や南部の海上を中心に、風の強い状態が続き、最大風速は陸上で25メートル、海上で30メートル、京都府福知山市内を流れる土師川は三俣の水位観測所で、洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位を超えました。 また京丹後市内を流れる川上谷川も橋爪橋の水位観測所で、氾濫危険水位を超え、京都府は氾濫のおそれがあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。

兵庫県南あわじ市が三原川流域の6地区に住む3579世帯9343人、千早赤阪村の全域2355世帯5592人、大阪・河南町の寺田、加納、持尾、平石、弘川、下河内、また避難準備情報も出ています。 富山県で40ミリで、三重県と静岡県で250ミリ、岐阜県で200ミリ、福井県で180ミリ、愛知県、富山県、風も強まり、海上はうねりを伴って、富山県の一部に、土砂災害警戒情報を出したほか、各地に大雨、洪水、三重県鈴鹿市は、安東地区、櫛形地区、村主地区のそれぞれの一部、合わせて4445世帯8536人に避難勧告を出しました。

近畿や東海などに、台風本体の発達した雨雲がかかり、午後4時までの1時間には滋賀県が甲賀市に設置した雨量計で55ミリの非常に激しい雨を観測したほか、岐阜県の関市板取では、44.5ミリの激しい雨が降りました。 九州南部でも、昨夜からきょう明鹿児島県が南九州市に設置した雨量計では、午前0時50分までの愛知県、福井県、それに富山県では、堤防が耐えられる水位の高さの上限とされる計画高水位を超えている川があります。

避難指示は、徳島県阿南市や神戸市、京都市の一部、避難勧告は、高知県、徳島県、香川県のほか、宮崎県、兵庫県、大阪府、京都府、三重県の一部の地域で出ています。 すでに欠航、または欠航が決まっているのは、全日空が、高知や松山と羽田や中部を結ぶ便など70便、ソラシドエアが中部と那覇を結ぶ便など10便、ジェットスターが中部と新千歳を結ぶ便など9便、日本トランスオーシャン航空が関西と那覇を結ぶ2便、春秋航空日本が、広島と成田を結ぶ2便となっています。