今日の案内人の広島市郷土資料館の学芸員の本田と申します。 広島は 北から流れる太田川がつくった三角州のまちです。 広島が どうやって今のようなステキな大都市になったのか♪「だからもうI love you so」♪「I’d love to be backin your heart」実は ここに広島に まちがつくられる以前なんと430年前の姿が分かる痕跡があるんです。 このころになると三角州が広がりタモリさんが見ている岩礁は海岸線の岩場となりました。
この特徴を生かして江戸時代 堤防をつくり干拓堤防の痕跡だったんです。 で こちらが…江戸時代に土地を広げた干拓堤防。 お~ 江戸堤防…。 あっ 江戸堤いいかも。 江戸堤 いいですね。 江戸堤 いいですね。 タモさん命名の「江戸堤」。 せっかくなんで 江戸堤をかつての島まで歩いてみましょう。 なぜでしょう?これは江戸堤の延長線ですか?そうですね江戸堤の延長線になります。 ここで生活する人々のため江戸堤をわざわざ曲げて入り江をつくり港を残したんです。
雁木は 水位が変わっても船に乗れるようにした三角州のまち広島ならではの工夫なんです。 広島城に近く 川に囲まれた今の平和記念公園周辺には多くの雁木が並んでいました。 こちらの絵に 江戸時代水運でにぎわっていたこの場所の様子が描かれています。 現在 原爆ドームがあるこの場所には江戸時代 広島藩の重要な施設がありました。 実は ここは広島藩の年貢米を収める蔵があった所なんです。 「産業奨励館」というぐらいですから…ここが 江戸時代から続く経済の中心地だったからこそ建てられた 広島県産業奨励館。