立川志らくの演芸図鑑「水道橋博士、鏡味仙三郎社中、桂吉弥」

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この番組のまとめ

「演芸図鑑」 立川志らくです。 近頃 いろんなスマートフォンのアプリがありますよね。 寄席の華 太神楽。 鏡味仙三郎社中の皆さん。 ♪~え~ 太神楽をご覧にいれます。 向こうから 鏡味仙成。 鏡味仙志郎。 鏡味仙三郎です。 最初 横に回してお茶碗が こうやって起き上がって回ると成功。 茶碗は難しいですよ。 それでは 三味線 太鼓一度 お休み頂きましてこのお茶碗の回る音も聞いてみて下さい。 そうじゃなくてお茶碗を回して下さい。 はい お茶碗が小さく回り始めました。

それは なあ『この度は 養子さんがえらいこったしたそうでまことにご愁傷さまな事でございます。 その養子さんを取りはる娘さんのここ 器量は どんなもんや?」。 それだけの事を聞いただけでもご養子さんは短命や」「ああ ご養子さんはタンメンですか。 ところがね 養子に来はって半年たつか たたん間に何じゃ 訳の分からん病気。 養子さん いきなり ゲソッ」。 須磨の別荘に出養生に行きはって半月あとに ゴロッと亡くならはりました。 「どの時?」 「いや 須磨の別荘に出養生にいてはる時」。

けどね前の人の事があるさかいどないかな言うてましたんやけどやっぱり 竹割ったような性格っていいまんの?運動する人っちゅうのは気持ちのええ人でおましたわ。 前の2人より一層仲のええ夫婦が出来上がった。 養子に来はって半年たつか たたん間に「ええ? 青う細長うなってヒョロヒョロ ヒョロヒョロ~。 脂が抜けてね ブリのアラがアジの開きみたいになってしもてパサパサ パサパサ。 須磨の別荘に出養生に行きはってゆうべ…。 まあ 机があんのか 別荘知らんでちゃぶ台があんのか。

でも 私の知ってるというか世間の知ってる水道橋博士っていう人はもっと とんがってるから子煩悩になるとかね。 すごく 長く こう…脳の病気だったんでもう 重度身体障害者で長く病んだまま 逝ったんでね。 死ぬまで走ってポックリ逝ければいいんだけどそうやって長く病んでる状態っていうのは自分で駄目だ。 自分で長生きしようっていうのは博士と同じで なくてやりたい事やってるんだからいつ死んじゃっても構わないやと思ってたんだけども今 娘がもうすぐ4歳って事はまあ あと20年ぐらい生きてないと絶対 駄目だっていう。

そういうのを出入りする限界が1人なら大丈夫なんですけど 2人3人 4人 5人となってくるともう イライラしちゃって駄目でしたね。 談志師匠で 何人ですか?いや 同じぐらいですね。 だから 弟子なんか…本当は でも 伝承芸と違うからでも たけしさんのDNAを一番引き継いでるんだからここで途切らしてしまうっていうのももったいない気がしますけどね。 自分が 談志に ほれたのと同じだと思って見ると全然 違う訳ですよ。