外国人労働者をどう増やしよりよい日本の未来を描くのか考えます。 人口減少社会の問題解決の切り札といった賛成意見があるように、外国人労働者を巡っては、長年、議論が続いてきました。 サヘルさんは、お母様がイランから日本に来たときに、外国人労働者としてずいぶんと苦労されたそうですけれども、今のような動き、どうご覧になりましたか？正直、羨ましいなと思ってしまいました。
ところが、日本は９０年以降、ほとんど成長してないというか、１人当たりのＧＤＰがほとんど変わってない国なんですけれども、ところが、中国やベトナムは、ものすごい勢いで成長していますから、今や、中国とは４．１倍、ベトナムとも１５．６倍くらいしか差がなくなってしまっていますから、もそうやって低賃金で働いてくれるかっていうと、やっぱりそうではない。 ここまでは留学生について見てきましたけれども、国が外国人の労働力を確保するため、制度の見直しを進めているのが、技能実習生です。
去年まで９０万７０００人の外国人が労働者がいるわけですけれども、その中で技能実習生が１６万８０００人ぐらい、アルバイトしてしまっている、本来は就学する、学ぶために来た人でアルバイトをしている人が、１９万２０００人ぐらい、さらには、あの日系人のような住むためにいる人たちが、３６万７０００人、この人たちが労働者になってしまって、この国は回ってるんですよね。