本日 樹海を案内させて頂きます山梨県富士山科学研究所の吉本充宏と申します。 富士山はもちろん 樹海についてもとっても詳しいんです。 富士山の麓の広大な森の中でもこの大室山辺りから山裾にかけての一帯をという事で 今日は…行きましょう。 今日は 富士の樹海で「ブラタモリ」!♪「ハロー ハロー お元気?」♪「今夜なにしてるの?」♪「だからもうI love you so」樹海の怪しい噂をひもときながらその正体を探りましょう!いよいよ樹海の中に入ってきたんですけども。
そうするともし 道がなかったとすると…富士山の溶岩の上に出来た青木ヶ原樹海。 実は 方位磁石を狂わせた磁鉄鉱を含む石も溶岩だったんです。 樹海の噂の正体が溶岩によるものだという事がよ~く分かりました。 ちょうど この溶岩自体は…確かに 大室山の斜面は明るい緑色。 樹海を生んだ溶岩の流れにはタモリさんが たどってきたものとは別の流れがあったんです。 どれぐらいの時間差なんですかね?まだ分からないんですけども…富士山では 文字記録に残っている溶岩としてはこれは最大級の溶岩になってます。
富士山でも 去年 タモリさんが訪れた宝永火口が有名ですよね。 では 最もたくさん溶岩を出した貞観噴火の火口こんにちは!あ… あっ こんにちは。 赤色立体地図。 実は この赤色立体地図は…母なる樹海!そうなんですか。 赤色立体地図は 地面の高低差をなんと飛行機から測ります。 赤く色づけしたのが赤色立体地図。 今 タモリさんがいるのは赤色立体地図ではこの辺り。 比べてみると貞観噴火の火口かなり小さいですよね。 そう!この貞観噴火の火口 詳細な地形は分かっていませんでした。