第81回日本オープンゴルフ選手権 最終日~埼玉県・狭山ゴルフクラブから中継

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この番組のまとめ

後輩の松山と同じ組を回ってこれで池田にとっては2度目の、この日本オープンのいい距離感のティーショットがありました。 最終日72ホールの戦いの先に今年の戦いの舞台は埼玉県入間市に広がる狭山ゴルフ・クラブ。 この戦いの舞台にナショナルオープンのセッティングが加わって非常に難しいというのが選手の声ですね。 3人のプロゴルファーにラウンドしながらの解説をお願いしています。 各アナウンサーから最終組には田中秀道さん田中泰二郎さん。 まず池田については田中泰二郎さん。

フェアウエーとらえるのが非常に難しいわけですね。 この狭山ゴルフ・クラブは敷地が広いので本当にティーインググラウンドに立つと広く見えるんですがしかし、落としどころというのは必ずしも広くありません。 フェアウエー230ヤード。 フェアウエーキープが持ち味の片山なんですがここはどうなってくるんでしょう。 これをできるのは片山選手だからフェアウエーとかユーティリティーがうまいからだと思いますけど。

羽川さん、いわゆる斜めにベベルカットで左から右に刈り上げているとなるとイメージ的には左にいきやすいイメージになってしまうですか。 ベベルというのは段差をなくした斜めなスムーズなカットというイメージですが右サイドでベベルカットがあると視覚的にカットめのイメージになってしやすくないかと心配してしまいます。 バンカーを越えた松山のショットがありました。 最終組が行ったあとはフェアウエーにアメリカのツアーで2勝目をマークして日本に戻ってきました。 池田のバンカーショットになります。

どれだけフェアウエーをとらえるか。 そういうショットになってくると思います。 ここは20ヤードを切るくらいのフェアウエーの幅になっています。 ボギーのあとのティーショット。 アイアンショットに大ギャラリーがどよめいています。 フェアウエーをきちんとヒットしてきました。 十分チャンスはあると思いますがただ、フェアウエーがものすごく硬く薄く仕上げているじゃないですか。 さすがPGAの難しいセッティングの中でプレーしているショット各所で見せてくれますね。 これはすばらしいショットです。

ティーショットが約260ヤードぐらいきていますからしっかり振るティーショットしっかり振ったセカンドでここまできたので流れ的には確認していたのは羽川さん、微妙なアンジュレーションの確認ですか。 やっぱり徐々に松山選手との差が出てきています。 10番のティーインググラウンド片山。 最終組より1組前の片山とイ・キョンフンのペアリング。 ハーフターンして10番のティーインググラウンド。 2012年の日本学生選手権で松山は、このコースで勝った経験を持っています。

松山選手はここでしっかり確実に4をとっていく。 まず、ここはセカンドショットをどこに置くかというマネージメントになってきます。 ウォーターハザードの黄色いラインが見えていましたがこれは今のショットフライヤーなんですか。 今のショットは?フライヤーとやはりフェアウエーが硬いじゃないですか。 これが今の松山選手の強さですね。 それをこれだけの高さを出せる松山選手のパワー。 こういうものがPGAツアーで培ったですから松山選手は世界のベスト10に入っても距離の確認なんでしょうか。

でも、今日、片山選手もしぶとくはやっていますよね。 本当にリーダーボードの1枚目を見ると松山だけがスコアを伸ばしほかの選手たちは今日、オーバーパーでどう見ますか。 今日は松山のティーショットのたびにこのスイングスピード、この音。 アメリカのツアーでは昨シーズンのドライビングディスタンスは294.5ヤード。 振れば松山選手もっともっと飛ぶと思うんですね。 泰二郎さん池田選手の後半の戦いはどんなふうにみていますか?分かりやすくいくしかないという。

ショット自体は非常にいいんですけどね。 その間は、ちょっとまだ思ったところにアイアンショットがいかずに。 少し下りが入っていて最後やはり右に持っていかれるところですけど松山選手も上でチャンスとはいえそれほど、いいところではない。 今シーズン2勝をマークしてフェアウエーに打っておかないとバーディーチャンスにつけられないので飛距離を出すよりもフェアウエーをキープするティーショットになっていきます。

距離のあったバンカーですけど非常にいいバンカーショットです。 池田はバンカーのふちのボールが見えているんですがそうすると花道まで持っていけばいいというショットですか。 フェードヒッターの松山選手には大丈夫だと思いますけどね。 リュー・ヒョヌ、イ・キョンフンここが4打差2アンダー。 加瀬さん、片山選手のパットもいいんですよね。 泰二郎さんしぶとくプレーしていますね池田選手。 このしぶとさはやはり3打差あっても松山選手に相当のしかかってくるというかしつこいなと思わせる粘りを見せていますね。

池田選手、もう1回ここを攻めてきますか。 松山のほうがティーインググラウンドの右サイド。 池田選手が攻めましたからもう1回自分も攻めるという気持ちは持つかもしれないですね。 本来ならば右めかという部分は強いんですけどさすがです、松山選手。 よく羽川さんがマッチプレーのときに相手をドキッとさせないとだめだとおっしゃっているんですがそういうショットだったのかもしれないですね。 松山英樹、日本国内では6勝。 ティーの位置から真ん中方向と右サイドから打ったラインがピンの方向に両サイドに重なっていきました。

これで松山、池田がバーディーをとれず6アンダーと3アンダー変わらず。 池田選手が入れたバンカーからフェードでカットするような球でちょうどいいと思うんですね。 2人のショットです。 今の池田のショットが出てきました。 先週は長いプレーオフだったんですがそのプレーオフの間ずっとフェアウエーをとらえたいいショットが続いていました。 足をスタンスを最初にとったときに判断がしづらいそれぐらい難しい位置関係ですね。

15番、パーパットリュー・ヒョヌ。 これから13番は最終組ともにバーディーパットです。 池田選手上りの左やや曲がるラインですが左へ曲がるラインって、ふだんはいい感じでいけるんですが前のホールよりも思ったより外れているので、流れとするとねちょっと膨らませすぎて抜けるという心配がありますね。 今年も優勝争いという実力者池田。 加瀬さんイ選手は、パットがちょっと…。 セカンドはグリーン手前のラフまできて3オンでバーディーパットです。 秀道さん、松山選手のボールはどんな状況でしょうか。 ピッチングウエッジですね。

しかし、このピンチの状態から羽川さんチャンスに一気に変えてきました。 今日、上位の選手の中でスコアを伸ばしているのがリュー・ヒョヌと松山だけという展開になっています。 ただ、松山選手のほうが本当にいいところについている。 終盤のほかの選手が伸びない展開の中でようやくバーディーがくれば大きく日本オープンの初優勝に前進という14番。 連続してバーディーチャンスを今、決めきれていない松山。 松山が落とさなければほかの選手が追いつくのは大変難しい状況になってきました。

松山選手は競れば競るほど強いプレーヤーですから。 池田選手の状況は相当深いラフに飛ばすことがゼロかというともしかすると飛ぶかもしれない。 松山選手のボールどうでしょう、秀道さん。 松山選手ですとウエッジになると思うので上げられると思うんですがその距離感だけですね。 池田選手のボールですね。 まだ距離が近いので実は本当にフェアウエーでも素振り狭いスペースじゃないですか。 松山選手からですか?先に。 松山選手がいきますね。 もうすでにアマチュア5人のうち4人はホールアウトしています。

前のパットといい今のアプローチといいすばらしいショットですよね。 ラインは右サイドにちょっとマウンドがあるので右から左切れるラインですね。 ここが全部下っていきますからカップ前のマウンドを越えてカップを過ぎると奥まで下りという形状になっています。 今日のホールロケーションはアメリカのツアーで攻めるゴルフをしてきた松山がここから3ストロークのリード。 秀道さん松山選手の攻め方は?気持ちとしてはピンの方向から少しフェードめでピンの右というところなんでしょうけども。 松山選手はボールが高いですよね。

そのうちアマチュアが5人。 松山も池田も東北福祉大学でローアマチュアを獲得しています。 2人とも2回ローアマチュアをとっています。 放送席の羽川さんもローアマチュアをとってすぐにこの総合優勝も獲得しました。 ローアマチュアと総合優勝を達成した選手はまだ7人しかいないという状況の中で松山が昨年の池田に続いて8人目になるかということになります。 こんなこと言うのもなんですが松山のパットの前に2打差になります。 16番のバーディーは今日松山で7つ目だそうです。

池田選手もよく踏ん張っていますけどそれ以上に松山選手のよさが光りますね。 これは松山はレイアップになってくるんでしょうか。 東北福祉大のアマチュアの比嘉が今年の日本オープンのローアマを獲得しています。 かつてのチャンピオン手嶋多一、9オーバー、27位。 現在、賞金ランクトップの谷原10オーバーでホールアウト。 アマチュアの中島はまだ高校1年生。 小斉平もアマチュア。 チャンピオンを経験している4日間のトータルです。

イ・キョンフンは難しいアプローチ。 松山選手のほうがちょっと遠く見えるんですけどね。 ちょっと打ってしまうと松山選手ぐらいいってしまいます。 でも、それ以上に松山選手のスコアがすばらしいので。 松山、4ストロークのリードをもって最終18番のティーインググラウンドに。 今日最終日、1番のティーインググラウンドではリードは1ストローク。 まずティーショットが終わってセカンドショットがグリーンをとらえた段階で優勝は間違いないということになってきます。

松山英樹、日本オープン初優勝。 優勝スコアが5アンダー。 結局、3日目終わって4アンダーから1ストローク伸びての優勝というスコアに羽川さん、なってきました。 それでは日本オープン初優勝松山英樹の今日のプレーをハイライトでご覧いただきましょう。 1番の池田選手のバーディーで火をつけてもらったんでしょうね。 池田選手のボールの内側につけたバーディー。 結局5アンダーという松山英樹の初優勝でした。

ほかの選手もうまい部分はあるんですけど松山選手がPGAでもまれた部分そういうところで自分の強さを発揮できていました。 大会前は調子は、まだまだですという話をされていましたけどそれでも優勝ができた要因はなんだと感じていますか?アメリカでやっている経験が生きたのかなと思いますね。 松山英樹選手でした。 優勝の松山英樹ローアマチュアの東北福祉大3年の比嘉一貴。 今年のローアマチュアは東北福祉大3年アマチュアナショナルチームにも所属している比嘉一貴選手。 続きましてNHKローアマチュア杯の贈呈。

日本オープン初優勝の松山英樹。 そんなに悪いプレーではなかったと思うんですけどダブルボギーがきてしまって結構、あそこは重くのしかかってきたなという感じだったんですけど粘りのプレーはできましたし昨日よりもドライバーもいい感じで修正できているので次の試合以降すごく楽しみだなと思えるような最終日だったと思います。

アマチュアの比嘉選手がローアマチュアを獲得。 ローアマチュアを獲得した東北福祉大のその辺りはどんな思いでスタートしていったんでしょうか。 松山さんにもやっぱり後輩として頑張らないといけないというというところもあったので松山さんのようにアマチュアプレーヤーとしてトーナメント優勝したいというのもあるんですけどそれよりも、やっぱり体が小さいのでこの小さい体でも戦えるんだというところをやっぱりたくさんの人に見てもらいたい。