第3戦 千葉で初優勝を果たした日本の室屋義秀が闘志を燃やす直接対決して一気に勝負を決めた方が果たして年間チャンピオンの座に就くのは誰か!?運命の第7戦が 今 始まる!アメリカ・インディアナポリスからお届けします。 さて ここインディアナポリスはアメリカ中西部にあるインディアナ州の州都です。 こちらが会場となるインディアナポリス・スピードウェーです。 インディアナポリス・スピードウェーのレースサーキットに来ております。 今回は アスコット同様のスタンディングスタートになりますね。
ここで スピードがまだ乗り切ってないのでシケインで 速度が落ち過ぎるとかなり厳しいレーストラックになりますね。 非常に 室屋選手の機体スピードが速いので離陸するタイミング 速いんですよね。 ゴルフ場の木をかわすレーストラックになってるので高さが変わっていくんですよね。 そして シケインでいかに スピードを落とさずゴールゲートに向かっていくかという非常に忙しいレーストラックになってます。 現在 年間ポイント2位でドルダラー選手を追うマット・ホール選手は好調ぶりを見せました。
また 敗者の中で 最も速かった選手1人が タイムで救われ次の ラウンド オブ 8へ進む事ができるのですでは レースを楽しむために画面表示の見方もご説明しましょう。 6戦終わって マティアス・ドルダラー選手が1位という事で今 ぶっちぎりの態勢ではあるんですけども今回ですね マティアスにマット・ホール選手が負けると年間優勝が決まると。 マット・ホール選手なんですけどマティアスに 2ポイント差以上で 今度勝たなければならないので結構厳しいかもしれないですよね。
チャレンジャークラスで今回 千葉戦でも優勝したチリ出身のクリスチャン・ボルトンという選手がチャレンジクラスからマスタークラスへ上がってきました。 非常に テクニックがあり非常に うまいパイロット。 あと 注目のカードは どうでしょう?マティアス・ドルダラー選手 ニコラ・イワノフ選手ここ結構厳しいと思うんですよね。 ルーキーイヤーの今年 コプフシュテインはまだ ラウンド オブ 14突破できていないというところですが。 ペトル・コプフシュテイン選手です。
シケイン側では速いんですけど3回 シケインを通過するので非常に重要なポイントになります。 この辺が まだペトル・コプフシュテイン選手のシケインの抜け方の 一つキーポイントになるんではないでしょうか。 同じ1分1秒4で このシケインに入るホアン・ベラルデ選手なんですけども見て頂くと分かるんですがリズムは少し悪く見えるんですけども最後のストレートエンドも速くやはり ここで タイムが逆転すると。
垂直ターンの始まるタイミングがいいんですよねマティアス・ドルダラー選手。 え~ マティアス・ドルダラー選手です。 昨年は ペナルティーが非常に多かった選手なんですけど今年は 本当にペナルティーが少なくゲートの入り方なんですけどタイミングが非常にいいんですよね。 バタバタしてると やっぱりペナルティーになりやすいと。 さあ 次は マイケル・グーリアンとマルティン・ションカです。 トレーニング予選と見ていろいろ試してるのでこの アメリカラウンドかなり力が入ってますよ。 さあ マルティン・ションカです。
さあ そのドルダラー選手を追うのがマット・ホールなんですがとにかく マット・ホールだけが年間チャンピオンの彼をルーキー 今シーズン ラウンド オブ 14のトップは1回だけというところですが今 スタート。 あ~… シンキングインコレクトレベルだ。 でも きちっとフライトする事が大切なので 最後まで きちっといかにレーストラックを飛んで経験をつけていくかというのがルーキーの一番大切なところですよね。
室屋 対 今日が初レースというチリのクリスチャン・ボルトンです。 まず ペナルティーが出ないでフライトができれば マスタークラスとしては非常にいい方だと思います。 ボルトンシケインの抜け方も安定してますね。 2秒 ペナルティーです。 入り方が非常にいいっていうお話をさせてもらったんですけどもゲートに入る前に水平に きちっと入れるパイロットなのでこれから非常に期待できると思いますよ。 少~しゲート2からの入り方がゆったりだったので少しゆとりのある分 リラックスしたフライトができると思いますね。
大丈夫かな? 室屋選手。 2つのペナルティーを決めてのタイム。 ちょっと抑えた分だけリズムが悪いのかもしかしたらこう ここでタイムを出さないでマティアス・ドルダラー選手との直接対決を狙ったのか室屋選手のお話が聞きたいところですね。 マット・ホール選手の手伝いができるのは室屋選手だけかもしれないですよね。 本当に白熱していますがこのドルダラー選手がトゥーハイのペナルティーですね。 そして インコレクトレベルと4秒ペナルティーですもんね。
最初の気球レースから107年の時を経てエアレース世界選手権が ついにこの地へ やって来たのです。 エアレース世界選手権の14人のパイロットの中で 最年少32歳の若さです。 果敢に攻めるフライトと甘いマスクで多くの女性ファンを持つマクラウド選手。 その後のシーズン中も機体に細かな改良を加え第6戦のラウジッツでは今季初めて表彰台に立ちましたシーズン後半に入り上り調子のマクラウド選手ですパイロットの中では最年少です。 ピート・マクラウド選手です。
合成映像でご覧頂くと今 イワノフがリードしています。 2度目のシケイン。 これで ピート・マクラウドファイナル4 進出という事になりました。 やはり 3回のシケインが利くのかここのところ もうひとつさあ ベラルデ。 おっと インコレクトレベル。 最後のシケインです。 インコレクトレベル。 これで4秒のペナルティー。 シケインも直線的です。 相手は4秒のペナルティーがありました。 この縦のターンで無理をしなくてもいいだけのリードがあるのでうん? パイロンヒットですね。 えっ?パイロンヒットですね。
いや~ 驚きのパイロンヒットでしたね。 このエアーゲートのすぐ近くにいるんですけれども選手たちが このパイロンとパイロンの間を通っていく あの瞬間どれだけ難しいか。 飛行機の翼の幅が 7m44なのでパイロンとの隙間は 左右およそ2m70ずつになります。 う~ん パイロンヒットですね。 期待を背負って臨んだシーズン初戦まさかのパイロンヒットで あっさりと敗退してしまいました。
ファイナル4進出はまず間違いなしというフライトです。 問題なしという事でファイナル4進出になりましたマット・ホール。 安定したフライトできちっとタイムが出るマット・ホール選手らしさが出てますよね。 さあ ラウンド オブ 8 最後のヒートは日本の室屋 対年間ポイント1位のドルダラー。 アジア人唯一のエアレースパイロット。 いや~ この室屋選手の表情もいいですね。 垂直の この縦のターンなんですけど室屋選手 非常に得意ですよね。
エアレースパイロットの中で室屋選手とは最も親しい間柄。 終始安定したフライトを続け歓喜の初優勝第4戦 ブダペストでは実力が本物だと証明する2度目の優勝を遂げました。 年間優勝に王手をかけているドルダラー選手です今シーズン 表彰台を逃したのは6レース中 1回だけ。 室屋選手としてはきちっと フライトができてるんで出し切った感があると思います。 室屋 対ドルダラーのゴールデンカードについて解説のボノムさんは何とも すばらしいフライトを見せてくれたと。
もうマット・ホール選手は ここは もうある意味 上位にいればいいんですけど マティアスの。 まず このファイナル4ピート・マクラウドからです。 ファイナル4の まず最初ピート・マクラウドです。 どれぐらいのタイムになるでしょうか? ファイナル4。 最初のマクラウド。 32歳 最年少のマクラウド。 ペナルティーがなければ非常にいいフライトだと思います。 ピート・マクラウド選手です。 このファイナル4に進んだ4名の中で今シーズンは 第2戦 シュピールベルクで3位に入っているのがベストの成績。
とにかく ペナルティーがなければ今回は もう このまま年間優勝 決められるのであとは マティアス・ドルダラー選手このレースの どこのポジションにつけられるかですよね。 マティアス・ドルダラー選手です。 スタート地点からこのゲート2の入り方もう この時点でマティアス・ドルダラー選手がもう いかに 今回うまく飛べてるかっていうのがよく分かりましたね。