日本人の長時間労働の問題が今、改めて注目されています。 それをきっかけに電通に立ち入り調査を行ったのが、厚生労働省の特別チーム、過重労働撲滅特別対策班、通称、かとくです。 隠れブラック企業の問題が深刻なのは、長時間労働が社員の心身の健康を確実にむしばんでいくからです。
渥美さん、これまでブラック企業ということば、つまり、長時間労働を強いて、さらに残業代も支払わない悪質な企業、それはだいぶ浸透してきたと思うんですけれども、今回問題になっているのは、隠れブラック企業ですよね、なんで、こういう企業が出てきてるんですか?こちらのパネルをご覧いただきたいんですけれども、2008年のリーマンショック以降、次々と、ブラック企業の問題が明らかになる中で、企業はコンプライアンスの推進をして、また時短への取り組みを徹底するなど、制度的には整えて、ホワイト企業を目指す対策を講じてきました。
こういう長時間労働をする社員が職場に何人かいることによって、ちを滅びの美学って言っているんですけれども、滅びの美学?若いころに自分が長時間労働をして成果を上げてきたと、与え方をして、当たり前っていう、そ夜10時の電通本社です。 新しい制度では長時間労働は当たり前という風潮を根本から変えていかなければ企業自体にも影響を与えかねないとこの会社は考えています。