NHKスペシャル「揺らぐアメリカはどこへ 混迷の大統領選挙」

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この番組のまとめ

豊富な実績を誇る民主党のヒラリー・クリントン氏と政治経験のない実業家共和党のドナルド・トランプ氏の戦い。 本命視されるクリントン氏に対しトランプ氏は 社会のタブーに触れる差別的で 排他的な発言を繰り返しながら建て前だらけの既存の政治はもう たくさんだとあくまで強気です。 最初の手がかりとして8年前に オバマ大統領も掲げたYES WE CAN! YES WE CAN!かつて アメリカ中を熱狂させたオバマ大統領の あの言葉。

没落する白人労働者の支持を集めた トランプ陣営。 アメリカの選挙運動では 通常過去に投票した頻度が高い人たちをリストアップし自分たちの候補に入れてほしいと説得しています。 そう感じる彼らにとってアメリカの土台をなす資本主義とは特権階級の資本主義にほかなりません。 バーニー! バーニー! バーニー! バーニー!この時 既に 選挙戦からの撤退が決まっていましたがサンダース氏を支持した若者たちは今 クリントン氏をどう見ているのか。

移民国家 アメリカにとっては皮肉な自己矛盾とも言える反移民感情の高まりです。 取材を進めると 新しい移民に手を差し伸べる余裕があるのなら自分たちの暮らしの方こそなんとかしてほしいというその引き金となったのはトランプ氏による 不法移民を閉め出せという主張でした。 高まる排他的な感情の背景にあるのは押し寄せる不法移民です。 オバマ大統領が 4年前 移民に寛容な方針を打ち出して以来不法移民は 自ら進んで警備員に捕まりに来るといいます。