アンドレイに婚約を解消され心を閉ざすナターシャ そして ２人は…死ぬときは死ぬんだ。 クトゥーゾフ将軍も １時間前にたたれました。 なんで 起こさない？アンドレイ様のご指示で。 ウッ！大佐！ ご報告いたします！砲弾は あと８発！撃ち続けますか？ああ もちろんだ。 僕も行きます！伯爵様 とんでもない。 ミュラー将軍から要請が。 援軍だと？ まだ耐えられる！もう一個師団あれば敵を粉砕できるとのことで。 近衛師団を投入しては？駄目だ！こんな所で 近衛師団を失うことはできぬ。
フランス軍が来たら 負傷兵の皆さんはどうなるのかしら？野蛮人が来るわけじゃないわ。 アァ… 私たちと一緒に避難できるように荷馬車を空けてってパパに頼んでくる！許しませんよ。 じゃあ 我が家の宝物を１つ残らず ここに置いていくの？で 代わりに負傷兵を乗せるなんて。 ピエール！この屋敷は フランス陸軍の名のもとに徴発されました。 戦争なんか もう うんざりだし文明人らしい会話に飢えていましてね。 明日の夜 クレムリンの正面階段から 演説をなさるのでもう 宮殿のはず。 私はね ロマンチックなんです。
でも 誰が消すっていうの？哀れなモスクワ…。 お願い！ 中に入れて！おい！ 女の子を見なかったか？ああ… お母さんは どこ？彼女を放せ！ 頼む。 彼女を放せ！ エイ！アァ…。 かかってこい！ 相手してやる！観念しろ！ウーッ！やっぱり 言っておく。 何のこと？アンドレイ様がいる。 戦場で重傷を負ったから面会は許可できないって言われた。 アンドレイ様は静かに寝てらっしゃる。 今は モスクワからヤロスラヴリへ避難の途中だとか。 ナターシャは？また アンドレイ様の所？ずっと おそばに。