アメリカ大統領選挙は、民主党のクリントン氏が104人の選挙人を獲得する一方、共和党のトランプ氏が137人の赤はトランプ氏が勝利を確実にしています。 常に最新の数字をスクリーンで各州の開票状況が流され支持者たちはクリントン氏の州ごとの勝利確実の報に沸き立つ一方、勝敗を左右する注目州で激しく競り合う状況が伝えられますと食い入るように見入っています。
フロリダはヒスパニック系が人口の4分の1と多い所です。 ヒスパニック系はクリントン氏を支持する傾向にありますが一方でキューバ系のヒスパニックの人も多くて、その人たちは伝統的に共和党を支持しています。 投票所でこうしたヒスパニック系の有権者に話を聞いたところクリントン氏に投票したという声が多かった印象を受けましたが、州北部などに移り住んだ白人の間ではトランプ氏への支持が高いとみられています。
これまでの開票は南部や中西部の共和党が伝統的に強い州で、トランプ氏が次々と勝利を確実にしているという側面があり現在も開票が続く注目州や選挙人の数が多い西部の州の開票の動向を見ていく必要があると思います。 特に太平洋に面した西部の州では、民主党が伝統的に強いためクリントン氏が選挙人の数をヒスパニック系などいわゆるマイノリティーの間では71%がクリントン氏、44%がトランプ氏に投票したとしています。
一方で政府が早期発効を目指すTPP・環太平洋パートナーシップ協定について2人の候補は、いずれも反対する今画面でもお伝えしていますとおりABCテレビによりますと中西部オハイオ州で共和党のトランプ氏が勝利を確実にしました。 この結果、両候補がこれまでに私の後ろにありますスクリーンに映し出されている開票状況ではオハイオ州では序盤クリントン氏とトランプ氏が競り合っていましたがその後、トランプ氏が少しずつ引き離す展開となりました。
バージニア州、選挙人13人、集計率54%、トランプ氏が56%、クリントン氏41%です。 伝統的には共和党が強いところABCテレビによりますと南部バージニア州で民主党のクリントン氏が勝利を確実にしました。 クリントン氏、合わせて122人の選挙人を獲得、トランプ氏168人となっています。