トランプ新大統領で、日本そして世界はどこへ向かうのか?3人のスペシャリストたちが大胆予測!20年以上にわたってアメリカ外交を研究してきた国際政治学者の藤原帰一さん。 予備選挙を通じてトランプさん、それから民主党のサンダースさん、つまりこれまでの政治家じゃない人が欲しいという選挙だったにもかかわらず、クリントンさんは民主党の大統領で3期目を狙う、しかも10年、20年、30年にわたって、国政にいるプロの政治家だった。
安井さんはつまり、トランプ氏の勝利というよりは、クリントン氏の負けが結局、を明言しなかった人がいるんじゃないかということは、伝えられてました。 65歳以上だと、クリントンに入れたのが45、トランプが53、つまり中高年が入れていて、若者はトランプさんにあんまり入れてない。
TPP、アメリカが離脱するんではないかという懸念なんですけれども、トランプさんは、これについて、こんな発言をしているんですね。 つまりTPP、明確に反対と言っているんですけれども、安井さん、これ、アメリカは離脱することになるんですか?トランプさんは、もうTPPは、就任したら初日に離脱を発表するというふうに言ってますので、これだけはっきり公約してるということは、必ずやってくると考えたほうがいいと思います。
そのほかにも、日本と中国は、為替操作をしているという批判がありまして、さらに、日本がこのように、日本に対抗して輸入品に高関税、高い関税をかけるというような発言もしていまして、つまりはその経済というのは、内向きになっていくんじゃないかということで、それが世界経済にどんな不透明感を与えていくのか、そこも心配されるところなんですが、話は超大国アメリカ自身の今後について見ていきたいと思います。
その格差を是正するための政策がうまく行かないとしたら、分かりやすい敵みたいなものを作り出して、そちらに感情を?政策をやる気があるとしてのただもちろん、トランプさんだけでなくても、やはりどうやって格差を是正するかっていうのは、先進国みんなが悩んでいる課題ですし、そこにいい対策がないわけですね。 まさに今のご指摘、グローバル経済という、もはや、もう逆行できないような世界になっている中で、トランプ氏の政策っていうのが、実際に本当にどのような効果をもたらすのかは、各地でいろんな所で内向き化が進んでいってますよね。