明日へ つなげよう「拝啓 10年後のあなたへ~震災前の飯舘村から〜」

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この番組のまとめ

飯舘村は村ができて50年を記念して今 10年後 2016年に配達される手紙の受け付けというのを行っているんですね。 交際中の二人が手紙で交わした約束。 私は 10年前飯舘村の 手紙の取り組みをニュースで紹介しました。 そんな中 10年の年月を経て手紙が配達されます。 宛先も 仮設住宅や県外の避難先に変更しなければなりません。 元一さんが手紙を書いていた事をアキノさんは知りませんでした。 阿武隈高地に抱かれた飯舘村。 10年後への手紙は実は 村の自立を守るための試みでした。

手紙が届いた1週間後とみ子さんは飯舘村に向かいました。 飯舘村は 来年春住民が村に戻る事を目指しています。 この時 俺は無事 成人式を終えているのでしょうか?部活に汗を流した テニスコートはさら地になり走り回った学校の敷地や裏山は除染で削り取られどっかの企業に勤めて村のためにとか村に支援をするっていうのもまあ 形としては ありますけど余裕ができてあの人んち 大変だからとか成長した孫に伝えたいとつづった手紙もあります。 飯舘村の小中学校が移転している川俣町です。

もう少し 大人になるまで世津子さんは 手紙を大切に預かっておく事にしています。 ここで避難生活を送っている飯舘村出身の今野雅彦さんとはい。 この日 二人は飯舘村に向かいました。 原発事故後 二人は先の見えない生活にここで暮らした日々の思いはいつしか薄れていきました。 10年前 飯舘村が募った大切な人への手紙。 当時は民宿経営を始めたばかりでした。 お客さんと一緒に朝早く牛小屋の掃除をしたり採れたての山菜で料理を作ったり農村の日々の暮らしを伝えていたのです。 しかし 原発事故で民宿は廃業。