～震災前の飯舘村から〜」飯舘村は村ができて５０年を記念して今、１０年後２０１６年に配達されるしかし、思い描いていた未来はやって来ませんでした。 私は１０年前飯舘村の手紙の取り組みをニュースで紹介しました。 阿武隈高地に抱かれた飯舘村。 飯舘村でも周辺３つの自治体とで一つになる計画が進んでいました。 しかし他の市や町が合併によって活気を得ようと意気込む中飯舘村が下した決断は。 小さいけれど豊かな暮らしを目指した飯舘村。 仲間からの手紙で夢の実現に背中を押された人がいます。
差し出し人は、カボチャ作りで共に試行錯誤を重ねた仲間でした。 本来であれば飯舘の名前の付いたものだから飯舘村から発信してもらいたいっていうずっと、そういう思いでやってきたから。 飯舘村は、来年春住民が村に戻る事を目指しています。 手紙を書いた時大谷さんは中学１年生。 この時、俺は無事、成人式を終えているのでしょうか？そして成人式の日に小６の時の卒業式の時にタイムカプセルを埋めたの忘れるなよ。
飯舘村の小中学校が移転している川俣町です。 虹歩さんは、母親の世津子さんが４３歳の時に生まれた一人娘です。 スズエさんの手紙は虹歩さんにはあまり響いていない様子でした。 そんなスズエさんの優しさを知ったのは虹歩さんの出産の時でした。 いつも、ばあやの事は嫌いだって言う虹歩ですがばあやは大好きです。 虹歩はわが家の太陽です。 いつも元気な虹歩へ。 ここで避難生活を送っている飯舘村出身の今野雅彦さんと沿岸部生まれのスイ子さんです。 避難所で寝食を共にし住民同士が思いやり、気遣うまでいな姿に初めて触れたのです。