地球ドラマチック選「解明!ネコの不思議」

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この番組のまとめ

部屋のカーテンを よじ登るのも家具で爪を研ぐのもネコは ひっかく生き物なので高級家具志向の家には向きません。 ネコのDNAに組み込まれた野生の本能によるものです。 野生の本能が 飼い猫をやっかいな行動に駆り立てます。 恐怖のスイッチが入り攻撃性をむき出しにしています。 野生のネコ科動物のように神経質で 警戒心が強いんです。 一旦 恐怖のスイッチが入ると落ち着くまでに時間がかかります。 野生のネコ科動物は 獲物の死体のそばで 水を飲みません。

科学者によれば アメリカではネコが 一年間に しとめる鳥や 小型哺乳動物の数は10億を超えるといわれます。 自然界の仲間と同様にネコは夜行性のハンターです。 イエネコのDNAを調べれば進化の道筋をたどる事ができます。 研究によって全てのイエネコの祖先は「リビアネコ」と呼ばれる ヤマネコの一種である事が分かりました。 自然界の捕食動物で これほど人間と親しくなったものはほとんどいません。 野生のネコは少しずつ 人間と打ち解け自然界にいた時とは異なる環境や役割に適応してきました。

ネコは 人間になでられると母ネコの舌でコミュニケーションを取る必要があります。 ネコが鳴くのは 仲間同士より人間といる時の方が多いんです。 なに?どうしたいの?ネコと人間はある種の コミュニケーションを取れるようになりました。 よく ネコ同士が 尻尾をピンと立てて挨拶していますがこれと似たような事を人間も ネコとしています。 このようなちょっとした しぐさでネコは 人間からの挨拶を理解しているのです。 マイロの縄張りは大通りを いくつか またぎ家40軒分の広大なものでした。

相手を見下ろし 自分の方が優勢だと主張するんです。 およそ1万年前野生のネコの一部は人間と共に生きる道を選びました。 野良ネコの祖先は 何らかの事情で人間のそばを離れた元飼いネコなのでしょう。 現代の飼いネコは 安全と寝床と食事を得る代わりに自然とは程遠い暮らしに適応する事を求められています。 野良ネコと マンションの最上階に住むペルシャネコの暮らしは 全く違います。 ボタンのような鼻は自然界には存在しません。 人間に作られた品種の中には自然界に 決して戻る事のできないものもいます。