美の壺スペシャル~有田焼400年 器の宇宙〜

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この番組のまとめ

あっ もしや これ全部伊万里ではないですか?そう。 日本最古の磁器有田焼の産地です。 江戸時代 近くの伊万里港から出荷していたからです。 今日 17歳の誕生日だろ?えっ? そうでしたっけ?伊万里だ。 こうして 伊万里と共に歩む僕の俳優人生が始まったのです。 中でも愛されたのが有田焼の柿右衛門の品々です。 柿右衛門は江戸時代の有田焼の陶工の一人です。 日本が作り出したその 柿右衛門様式っていうのは非常に ヨーロッパの焼き物にも大きな影響を与えた。 世界を魅了した柿右衛門。

左右対称ではなくて日本でいうと傾奇っていいますけど余白を残して白さを生かして片側の方に模様の中心を置くっていうまさに 日本画のような美しさというのをヨーロッパの王侯たちの間で非常に評価されたんだろうと思いますね。 この輝く白い磁器は日本の本格的な輸出産業の先駆けでもあったのです。 有田焼の色絵の個性派です。 柿右衛門の赤から 金襴手へ。 伊万里から東京に出た僕はファッションモデルの仕事を始めました。 有田焼の歴史は江戸時代初期に遡ります。 ガラス質で 硬く有田焼は 磁器。

自分が 将来 ものつくりができるんだろうかと一番悩んでた その時にあの雪の日の夜に心の深いところに届いた体験が原点になるのです。 奇跡の有田焼です。 この日骨とう巡りに ご一緒頂くのが尾久彰三さんです。 有田焼の象徴 タコ唐草。 これは でも…古伊万里の蕎麦猪口といっても江戸初期は 数万円明治以降は 数千円から。 あれ? 尾久さんそれ 蕎麦猪口じゃないですよ。 ユニークな経歴を持つ有田焼の絵付師を訪ねました。 村上三和子さんです。 村上さんはかつて 隣町の波佐見町で絵付師として活躍していました。

…で 波佐見焼というものはこういうものなんだというのを覚えて。 波佐見焼とは有田に隣接する長崎県波佐見町で焼かれてきた磁器です。 波佐見焼と有田焼は 江戸時代共に 伊万里港から出荷されたご近所さんなんです。 江戸時代淀川を行き来する労働者に食べ物や酒を売る舟。 波佐見焼は 時代が下るほど線が単純化します。 スピーディーな大量生産が求めたデザインだったんですね。 波佐見のよさも有田のよさも分かっててかわいい!フフフフ…。 波佐見で会得したちゃめっ気です。

草刈さんの蕎麦猪口 決定!うまい!じゃあ何か 工夫しましょうよ。 本日の有田焼 締めて…あれれ? その蕎麦猪口どこかで見たような…。 そんなに お好きなら今度 うちの別の番組に出てみませんか?2011年に発表された有田焼の器。 あっ 球体が 結構 目立ちますね。 この球体いつものようにろくろで出来るのか?いいえ 無理ですよね。 まず 球体というお重の このインパクトのすごさ。 そんな乙女チックな部分は持ってないとは自分で思ってはいるんですけども意外とあるんですね。