その時 勧められたのが新しい治療法を試す臨床試験への参加でした。 橋さんが使っているのは…この臨床試験では免疫チェックポイント阻害剤と分子標的薬を試しています。 そこで その働きを抑えるのが分子標的薬という新しいタイプの治療薬。 従来の抗がん剤治療の場合進行した肺がんではがんが小さくなった患者はおよそ３割でした。 妻の直子さんが営む店で町内会の仲間にプレシジョン・メディシンへの期待を語っていました。 原さんのような肺がんでは現時点で１６の遺伝子の変異に対し延命の効果が期待される分子標的薬が存在しています。
それ 一番 患者側からすると知りたい部分で例えば 私だったら子宮体がんだったので体がんの患者さんにはこの抗がん剤ですよっていうのがいくつか決まっていてプレシジョン・メディシン もし 私が その時適用で やってたとしたらこの薬は効きますよ効果が期待できますとか…。 がんの分子標的療法というんですけどそれを使うようになってきましたから比較的 副作用が少なくてがん細胞だけを殺す事ができる時代になったと思います。 遺伝子解析をする事で分かるがんの原因となる遺伝子変異。
スクラム・ジャパンに参加してる施設の外来を受診されてそれで自分の遺伝子変異について解析してほしいというふうな事をおっしゃるのが 一番…。 臨床試験の枠を超え一般の患者に向けてプレシジョン・メディシンを始めた病院の一つ保険がきかない自由診療のため医師に紹介された分子標的薬で治療を始めた こちらの女性。 ワトソンが成果を上げたのは通常の遺伝子解析でがんの原因となる遺伝子変異が特定できなかった患者の治療です。
これに対しプレシジョン・メディシンを使えばあらかじめ 効果のある患者を選んで 投与できるのです。 プレシジョン・メディシンによって 最適な薬に出会う人がいる一方で現状では 薬がない事が明らかになってしまう人もいるのです。 プレシジョン・メディシンを進めるプロジェクトスクラム・ジャパン。 遺伝子解析で 効果が期待される薬が見つからなかった…従来型の抗がん剤の臨床試験に参加する事にしました。 プレシジョン・メディシンによって薬が見つかった…この日ＣＴ検査を受けに来ていました。