修行っていうと ちょっと堅いイメージとっつきづらいイメージあると思いますんで 今日は日常生活に取り入れられる禅の知恵というのをご紹介していこうと思います。 ご住職の西川玄房さんでございます。 実はですね モトさんご住職はですね精進料理の達人であります。 その精進料理に使う食材も実は この東林院の奥で作ってらっしゃる?はい。 モトさん この ゆずも今日の精進料理に使う食材になるそうなので。 私は 妙心寺の中の退蔵院の前に来ております。
私も 師匠から いつも腹から歩け 腹で呼吸をしろと体の中心を気海丹田というですねおなかの おへそのちょっと下辺りに集中させてここのお庭が またいいんですよ。 紅葉が すばらしいですよね。 京都って 紅葉のイメージ あると思うんですが 松山さん禅寺に紅葉が多いというのは理由があるんですよね?そうですね。 ですから やはり夏涼しくて 冬暖かいとそういう工夫の表れがこの紅葉というものに表れていると思います。
で 丹沢君? 丹沢君!何してる? 今。 丹沢君!し~んとしてますけど。 それと 呼吸。 呼吸のポイントっていうのはどんなところですか?本当に長く 深呼吸をより深くっていうイメージで。 深呼吸を 更に深く?はい 1分間で3回ぐらいで。 呼吸だけでいいんですって。 慣れるまで 結構 大変ですけどこういう呼吸法を身につければですね普通に こうやって畳の上に座らなくても電車の中で座りながらでも…。 ちょっとリラックスしてきたところでお茶を 是非召し上がって頂こうと思います。
さあ 西村さんは 料理の準備はいかがでしょうか?楽しみだな 精進料理。 料理好きなんですよ 僕。 モトさん こちら東林院の調理場に伺ってるんですがここで ご住職はね週に2回 精進料理の教室…。 私のこだわり愚痴といいますかねそんな話を ここで調理を通じて 理解して頂いてそれを 自分の家庭に 少しでも生かして頂いたらいいかなっていう形で今年で もう 17年になります。 生中継向きじゃ…中継向きじゃない。 これ 某公共放送の「きょうの料理」とかにそっくりじゃないですか。 料理教室だね これ。
料理補助のトリイさんが今 仕上げて頂いております。 …で 丹沢君がこっちに向かってると言ってますんで丹沢君と僕の この膳を持って行かして頂きたいと思います。 丹沢君 来てっかな?あ~ 来てた 来てた! よかった!お待ちしておりました。 何 あなた こっち バタバタなのにそんな落ち着いてんの?いやいや いやいや…でも ここに来るの 実は自転車で飛ばしてきましたんで。 精進料理とは まさしく自分の精進からあるんですね。 当たり前の事を当たり前にすれば 一番正確な禅の生活した事になる。