NHKスペシャル ドラマ 東京裁判「第4話」

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この番組のまとめ

70年前 世界各地から11人の判事が東京に集まり歴史的な裁判が開かれた。 日本の戦争指導者たちの責任を問う…激論と混乱に翻弄されるオランダのレーリンク判事は何が正しい道なのかと悩み抜く。 キーナンは 日本の軍国主義的な行動の責任は国民ではなく指導者にあると述べた。 4月16日 極東国際軍事裁判の審理は終了。 その基になっているのはニュルンベルクの判決と1928年のパリ不戦条約だ。 すまないが ウェッブ裁判長今の状況では一部の人間で進めるしかない。 我々は 自分たちで判決文を書くと決めた。

しかし…私は それを ウェッブ裁判長抜きで行う事に疑問を持っています。 しかし 弁護側が動議を提出し侵略の罪の除外を求めてもウェッブは 説得力のある回答を書けなかった。 パトリック! パトリック!肺と循環器系への負担がかなり大きいらしい。 法律文書を作り上げる専門家でソビエト連邦のザリヤノフ将軍です。 わざわざ出向いてくるとはどんな重要な用件だ?実は… 独自の反対意見書を書いています。 国際連合は ニュルンベルクの原則を支持する決議を採択したしオランダも それに賛成している。

我々が死刑を科さなかったとしたら日本政府が主権を回復した時に皆 釈放されてしまう。 従って 残虐行為の責任者に対する死刑については支持しますがただし 侵略の罪だけで死刑になった者はいなかった。 しかし この裁判は被告を十分 公正に扱ったのか我々は自信を持って被告たちの命を奪う事が許されると言えるのか。 我々判事は 連合国の人間なので倒した敵国の指導者たちへの復讐をしたと見られる危険がある。 嶋田繁太郎被告は日本がアメリカとの戦争を始めた時嶋田海軍大将。

国際社会は まだ 戦争を犯罪と考えられる段階まで達していません。 ヨーロッパでは 既に侵略戦争を起こす事は犯罪だ。 「戦争犯罪人に対しては厳重なる処罰が加えられるべし」。 内閣の一員として 東郷は戦争を仕掛けるための共同謀議に加わっていたと考えている。 その結果 イギリスやアメリカとも戦争する事になった。 そんな見方をしたところで何が変わるというんだ?事実 日本は 侵略戦争を中国に対して アメリカに対してイギリス オーストラリア オランダに対して仕掛けた。

本官が朗読した判決は裁判所憲章に基づき本裁判所の判決である。 しかし反対意見を表明する事なく裁判所憲章と本裁判所の管轄権を支持する理由と刑を決定するにあたって本官に影響を与えたこれらの文書は 記録にとどめてまた 最高司令官 弁護人および そのほかの関係者に配布される事とする。 被告が 有罪の判定を受けた起訴状中の訴因に基づいて極東国際軍事裁判所は被告を 20年の禁固刑に処する。 起訴状中の訴因に基づいて極東国際軍事裁判所は被告を絞首刑に処する」。