NHKスペシャル 私たちのこれから「#長時間労働」

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この番組のまとめ

深刻な日本の長時間労働。 働く人のうち長時間労働をしている人の割合は主要国で最悪の20%台をずっと続けている。 長時間労働をしていると子どもが生まれにくいことが分かっている。 自分は現時点では長時間労働は問題じゃないよっていう方いると思うんですけどこれは、実は降りかかってきますのでこれは、みんなで考えなきゃいけない問題。 その会社が個人で解決すべき問題だというご意見や長時間労働は疲れるなどなどこういったご意見や番組の質問でも結構です。 でもね、かつては社員が会社に泊まり込むなど長時間労働が当たり前だった。

かつては長時間労働が当たり前だったシステムエンジニアの桑田さん。 森田さんは専業主婦でいらっしゃいますけど旦那さんが、すごく長時間労働?さあ、なぜこのようにみんな残業ということになるのか働き方の研究をしてらっしゃる石原さん。 長時間労働って本当になくせるのかな?企業向けに情報システムの開発などを行っているこちらの部署で見てみよう。 段階を追って細かくチェックすることで仮に、やり直しを迫られても手戻りの幅をその結果、会社全体でも残業時間は大きく減少。 長時間労働と仕事の能率を示したグラフ。

一職場ごとの取り組みはさっきご紹介したような手戻りを削減することで改善できるんですけども企業としてどうかといったら業界の8割の企業が一生懸命残業削減に取り組んでもあいつらが10時までしか仕事しないならうちは残りの2時間さらに仕事しちゃおうぜというようにほかの企業が出し抜いてそれで利益を得るということがあると結局続けられなくなってすぐ戻ってしまうことがあるのでやっぱり1社で取り組むのは非常に限界があって社会全体で取り組むということが必要だと思います。

長時間労働は一筋縄ではいかない大問題なんだ。 長時間労働、なんとかしないと。 最新の研究からも長時間労働は命に関わるということが分かっているんだよ。 1日3時間を超えると脳卒中のリスクが1.3倍もこうした長時間労働による健康被害を食い止めようと企業が少しずつ導入を始めている注目の制度がある。 極論、経営者に厳しい罰則を与えないと長時間労働はなくならない。 でも、便利なサービスの裏にはそれを支える人たちの長時間労働がある。