連続テレビ小説「べっぴんさん」総集編(前編)

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この番組のまとめ

すみれの父 五十八は坂東営業部という繊維会社を営んでいましたおはよう ゆり。 何や気に入らんのかいな!特別に作らせたべっぴんやいうのに!すみれお嬢様は 先ほど襟の刺繍が すてきやて…。 はい!ほんまに?すみれは 自分の気持ちを言葉にするのが苦手でおっとりとした性格の女の子でしたすみれお嬢様は この景色がお好きでございますなぁ。 すみれは入院中の母を 元気づけようとハンカチに刺繍を入れ お見舞いに持っていったのですが…何でっしゃろな?初めてなんやからしょうがないわ。

野上夫婦は 親戚に頼み込んで赤ん坊やった潔君を坂東家あっての我々いう事を忘れたらあかん思うてます。 すみれのお父さんはな次男坊やっただけに理不尽な思いしてな一人で頑張ってきたんや。 夫婦二人で築いたものをええんか?お父様とお母様が築いてきたこの家を絶やしたくないんです。 お父様とお母様のためだけやなく自分のためにもこの家を継ぎたい 思うてます。 こうして紀夫は 戦地へと赴きましたもうじきですよ!頑張って!ハハハッ!元気なお嬢様ですよ。

大阪の会社も焼けたんです!分かった!お姉ちゃん!今 出てって どうするの?そんな ゆりたちのもとへ戦地から 潔が帰ってきましたすみれは庭の片隅に バラック小屋を建てゆりと 潔は大阪の闇市で 商売をしながらおお~っ!アニキ! わあ〜!ハハハッ!こじょうちゃんのままではおられへんねんで。 すみれは 神戸中の病院で明美を捜し回りました作り方教えてもらえないでしょうか?もちろん お礼はします。 母のウエディングドレスです。

こうして すみれたち4人はベビーショップを開く事になりましたお客さん 第1号やで!いらっしゃいませ!あ~!すみれ 元気やったか?お父様!そのころ…警察や!大阪の闇市では…栄輔 逃げろ!うちの子どもに着せたいわぁ。 女が 堂々と来れるように健全な市場にせな 未来はない!もう うちの子 夜全然 寝てくれへんように何をしたらええか いう事やな?いい品物を作って売ってるっていう自信はあるの。 それよ!明美さんの知識を使ってベビー相談室を開こうかって…。

紀夫の事なんだけど…もう諦めてもらえないだろうか。 紀夫は… 戦死した可能性もあるという事です。 それでも 紀夫を待ち続けるすみれですが…紀夫君は戻ってくるかもしれへんけど戻ってこおへんかもしれん。 紀夫君がおらへん人生を考える事も必要やないかと思うてる。 坂東営業部は今 どないなっていますか?統合されてのうなってしもたんや。 仕事を探すって どういう事?坂東営業部は 潔さんに任せた方がええと思うてるのや。 紀夫さんが坂東の家の後継者やないの。

そこで 注目を集めるためにファッションショーを開く事になりましたそれで ショー用のドレスだけ縫製をお願いできないかな?やってみたいわぁ!私も とっても勉強になると思う。 自分だけ 浦島太郎のような気になってたけど…すみれたちのお店も評判を呼んでいましたどうして 一番上のボタンホールだけが横向きなの?襟元が ずれにくいんです。 人気の店となったキアリスは新聞社の取材を受けていました明美さんの知識があったから できた事なんです。

10日間委託販売で売ってみませんか?委託?大急側やなくて自分らで責任を持つっていう事やな。 今日は ほらっお弁当箱が 殺風景やから開けたら楽しいのがええと思いまして。 おそろいの箸と 袋もつけてセットにしてキアリス大急店での限定やったらどうかな?絶対 欲しいわ!そしたら 君ちゃん。 すみれたちは 大急ぎで300個の弁当箱を準備し大急百貨店への出店初日を迎えました何で これ 初めから ショーケース2つも ありますのやろねぇ。 母親たちの目につく場所や町じゅうに ポスターを貼った結果…お弁当箱 1つ下さい。

服地は ナイロンなどの新しい素材を積極的に使います。 新素材を?もし 乗って下さらないならこの足で ほかの百貨店へ行こうと思います。 紀夫君!紀夫君 紀夫君 紀夫君!こんにちは。 少し話せます?大急百貨店にキアリスの支店を出さないかと…。 あ… うっ!えっ 喜代さん 大丈夫?喜代さん?こ… 腰が 腰が…。 すみれは 仕事に加えて家の事や さくらの世話まで一人で抱える事になりますそんなんやったら体 壊してしまうんやないか?紀夫さんこそ。

わっ さくら!さくら… フフフッ!そういうものがあったら大助かりよ。 もうすぐ クリスマスやもんねぇ。 今ね 大急からクリスマス商戦の目玉商品を考えるように言われてるのよ。 「キアリスガイド」書きながら考えるわ。 近江には潔が 家出した ゆりを迎えに来ていましたゆりは 社会で活躍したい言うてたやないか。 わしは「坂東営業部を頼む」そう言われると思うてました。 最高のクリスマスプレゼントや。 一番自分らしくいられる場所で輝く すみれを僕と さくらに見せてくれ。