ブラタモリ・セレクション「伊勢神宮SP」

戻る
【スポンサーリンク】
08:38:06▶

この番組のまとめ

確か 記録を読んだ事があるんですけどね…伊勢神宮の広報を担当しています石垣と申します。 神職をつとめながら 伊勢神宮の歴史を30年研究しています。 始まりました「ブラタモリ」!今回の舞台は伊勢神宮。 でも なぜ 人は 今も昔も伊勢を目指すんでしょうか?♪「だからもうI love you so」♪「I’d love tobe backin your heart」♪~これも架け替えるんですね 橋も。

というわけで式年遷宮が 20年に1度行われる理由の一つと考えられるんです。 式年遷宮に必要な木材の運搬には五十鈴川が使われてきました。 3年前の式年遷宮では1420万人が訪れた伊勢神宮。 江戸時代の伊勢を研究している千枝大志さん。 これから 伊勢神宮の門前町を案内してくれます。 伊勢神宮は 内宮とともに衣食住の神様 豊受大神をまつる外宮も有名です。 それぞれに門前町があり内宮の門前町を「宇治」外宮の門前町を「山田」と呼びます。

ここから 御師によるお伊勢参りの おもてなしが始まるんです。 大阪や長野を中心に8000軒のお得意さんがいた御師丸岡宗大夫の家。 伊勢信仰を全国に広める時に使った道具も残っているというので見せてもらいましょう。 御師は このお札を全国に配って回り伊勢信仰を広めました。 何だ? 「き」… 「おん」ですか?お札と一緒に渡していたのは伊勢名物のメカブを乾燥させたもの。 御師は お札だけでなく地元の特産品を伊勢土産として渡していました。

2つの資料を照らし合わせると江戸時代の人が どんな旅を楽しんだのか分かるんです。 江戸時代 お金を払って 御師に御神楽をあげてもらう事もお伊勢参りの目的の一つでした。 まあ 確認ですけど…江戸や京都に次ぐ遊郭と言われお伊勢参りの人たちが目指した場所の一つでした。 内宮とか外宮の…江戸時代 参拝とは違う目的で伊勢を目指した人とは全国の商人でした。 種類の違う貨幣が使われていた江戸時代全国の商人と取り引きする必要があったここ伊勢だからこそ生まれたんです。 山田羽書をモデルに 他の地域でも紙幣が発行されました。

参拝だけではなく 商売を目的に全国から人は 伊勢を目指しました。 明治天皇が伊勢神宮を参拝するための道路整備をきっかけに伊勢は 人々がより目指しやすい場所になっていきます。 お伊勢参りの玄関口としてふさわしい駅舎を目指し豪華な洋風建築でつくられました。 特別な方法とは何でしょう?タモリさん ちょっと後ろを振り返って頂いたらこのバス かつて伊勢を走っていた路面電車をモチーフにつくられました。