ブラタモリ・セレクション「#38 横浜」

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この番組のまとめ

横浜市歴史博物館の学芸員の小林と申します。 さて 今日 テーマにあるこの横浜なんですが…横浜市…。 横浜市の人口はなんと…そんな横浜の中心地といえば皆さんもご存じの中華街や「みなとみらい」がある地域です。 そんな横浜の秘密がハマにあるってどういう事でしょう?タモリさんが ブラブラ歩いて解き明かします。 今日は横浜で「ブラタモリ」!♪「ハロー ハロー お元気?」♪「今夜なにしてるの?」♪「だからもうI love you so」はい そうですね。

タモリさんが やって来たのは神奈川駅の近く。 まさに…実は 江戸時代神奈川は全国各地の船が集まる重要な港でした。 当時の神奈川を描いた有名な絵が こちら。 優柔不断な近江さんは決断できませんでしたが…実は当初 アメリカは重要な港だった神奈川宿周辺の開港を要求していました。 何だろう?実は ここ全部神奈川港の一部だから…怒りますね 普通ね。 結果として幕府が「ハマも神奈川だ」と言い張った事で新しい横浜の中心地としてハマに築いた関内が発展する事になったんです。

明治時代には 近くに鉄道の終点 横浜駅がありました。 「ハマ」一帯で手に入る水は塩分を含み蒸気機関車には向いていませんでした。 大きな問題とは真水の確保だったんです。 実は タモリさんがいる山に真水を確保した痕跡があるんです。 触ってみてくれます?地中にしみ込んだ雨水が湧き出て真水を確保できるんです。 急激に人口が増えた事でハマに発展した横浜は更なる真水の確保が必要になりました。 なんと この坂道こそ明治時代 水を確保するために行った大プロジェクトの痕跡なんです。