究極ガイドTV 2時間でまわるルーブル美術館

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この番組のまとめ

「究極ガイドTV2時間でまわるルーブル美術館」。 広っ!もともと 王様の宮殿だったこの建物を美術館にしたのが1793年。 そんなルーブル美術館の真ん中にはご存じ ガラスのピラミッド!1989年に つくられたものだけど何のためのものかは知ってる?よく写真で見るけど…オブジェじゃないの?実は 入り口なんです。 「2時間でまわるルーブル美術館」スタートです!あっ 笑た! セーフ。 それでは ここでルーブル美術館の展示室について簡単に説明しましょう。

さあ ツアーの最初を飾るのが古代エジプト美術です。 カイロ美術館に次ぐ大きなコレクションの一つとして世界的に有名なんです。 さあ 最初の作品は こちら!あっ スフィンクス。 ご紹介しましょう!エジプトの都市 タニスで発見されたこの「スフィンクス」。 古代エジプト文明を育んだのはご存じ ナイル川。 スフィンクスは エジプト文明の象徴の一つ。 エジプトの王は そのラーの象徴と自分の顔をくっつける事で密接な関係を表したんです。 スフィンクスは 王の権力と力の象徴だったんです。

カイロにある「ツタンカーメンの黄金のマスク」ベルリンにある「ネフェルティティ像」と共に主に 古代の暮らしにまつわるものが並んでいますが時間がとれませんので少し眺めるだけで。 古代エジプトの書記は特別な仕事で主に王族が その仕事をしていたそうなんです。 地下にあった必見作品の「タニスの大スフィンクス」。 この辺りは古代エジプトでも特に古い5,000年から4,000年前の作品が並んでいます。 白目の部分はマグネサイトという天然石で赤い筋が入っているから本物そっくり。

ギリシャ彫刻の美しさは美の模範とされルネサンス以降の西洋美術の源流となっています。 ちなみに 古代ギリシャは紀元前8世紀ごろからギリシャ本土とエーゲ海の島々にある都市国家で発達しました。 ところで しずちゃんどうして裸の像が多いのか知ってます?えっ 神様が見せたがりやったんちゃうん?実は 古代ギリシャ人が神様は 人間とは違い究極の肉体を持っていると信じていたからなんです。 それでは古代ギリシャの粋を集めた究極の裸体像 ご紹介しましょう。 アフロディーテ?そう ヴィーナスというのは古代ローマの女神。

ギリシャ初期の彫刻作品では直立で左足を前に出しています。 雰囲気のある こちらの部屋はもともと ナポレオン3世の時代大蔵大臣の執務室として使われていた所なんです。 「タニスの大スフィンクス」まで戻ったあと今度は 古代ギリシャ美術の「ミロのヴィーナス」へ。 イタリア・ルネサンスとフランスの絵画を堪能します。 ここには 15世紀から始まるルネサンスの作品とそれ以前の作品が並んでいます。 ルネサンスの時代に イタリアの芸術家がお手本にしたのはさっきまで見ていた古代ギリシャ美術なんです。

めっちゃ長いんやけど!ここはグランド・ギャラリーと呼ばれているルーブル美術館で最も有名な展示室なんです。 かつて フランスの皇帝 ナポレオンはルーブルで結婚式を開いたんですけどここ グランド・ギャラリーを花嫁と行進したそうです。 実は レオナルドに関係する絵画なんです。 せっかくですので「モナ・リザ」の前にレオナルド初期の作品を拝んでいきましょう!画面中央は 聖母マリア。 この絵には レオナルドが得意としたある構図のテクニックが隠されています。 この絵でも レオナルドは自然を追究しました。

ラッキーです!ラファエロ 25歳の頃の作品です。 実は ラファエロは絵だけでなくさまざまな絵画の技法を調和させる達人でもあったんです。 ラファエロは 1483年イタリアの地方都市に生まれます。 ラファエロは 巨匠の技を全て調和させ傑作を生み出していたのです。 ラファエロは ルネサンスの申し子と呼ばれ亡くなった年の1520年がルネサンスの終わりの年になっているほどなんです。 へえ~ すごいな ラファエロ。 ちょっと やり過ぎちゃう?ナポレオンの戴冠式を描いた作品です。

アングルは19世紀のフランス絵画を代表する巨匠です。 それがルネサンスの画家 ラファエロです。 アングルは ラファエロが描く甘美な女性の丸みに心を奪われ自らの絵に取り入れ始めました。 体が伸びてんのも面白いけどラファエロの影響を受けたアングルの絵がまたピカソに影響するって…。 ちなみに ルーブルで見たものでバトンタッチを考えるとピカソは アングルから。 アングルは ラファエロから。 ラファエロは レオナルドとミケランジェロから。

フランスまで呼び寄せるってさあ 見えてきた この部屋がお目当ての イタリアの彫刻部門。 このミニサイズもルーブル美術館の公認です。 ルーブル美術館と共同開発したこの商品特に若い人に人気があります。 最後を締めくくるのはルーブル美術館が誇る エジプト部門から。 ナイル川にまつわる豊饒を象徴していますしルーブル美術館にいらしたら 是非ミュージアムショップにお立ち寄り下さい。 ルーブル美術館のマスコットこの青いカバもお待ちしています。

古代メソポタミアでは 宮殿の入り口にこの像を置く事で更に 人類最古の文字の一つである楔形文字も生まれました。 ラマッスは メソポタミアの神様の一つ。 角があれば メソポタミアでは神様。 「ハンムラビ法典」は3,800年前の人々が共に暮らすための方法を模索した英知の遺産なんです。 まあ これで古代メソポタミアの美術はクリア。

エイクは油絵を確立した画家といわれています。 絵画のさまざまな可能性を試みたエイクの野心あふれる傑作です。 続いての作品はエイクから 200年後にオランダに登場した今 大人気のフェルメール。 そんな日常の一コマを鮮やかに描き出したフェルメール 38歳の頃の作品です。 見てて ほっとするのがフェルメールの絵の魅力なんです。 フェルメールが暮らしていたオランダの地方都市 デルフト。 これは近代絵画の印象派の手法に近く当時としては斬新だったそうです。 何気ない日常から 美しさをすくい取ろうとするフェルメール。

光 降り注ぐ部屋で仕事をする天文学者の様子を描いています。 当時の日本がどういう社会だったか覚えてる?350年前? 何やったっけ?実は 徳川幕府が鎖国をしていた時代なんです。 なるほど そう来たか!当時 オランダには 大量の日本製品が輸出されました。 フェルメールが住んでいた地方都市 デルフトにもその流行が到来。 フェルメールも日本に興味あったんやな。 この「天文学者」 フェルメールの事がちょっと身近に感じられるそんな すてきな傑作なんです。 模写事務局のイザベルさんに教えてもらいましょう。

ディアヌは月の女神も兼任しているため額には 月のマークがついています。 実は ここに かなり大きめの必見作品があるんです。 どれなん?その ビッグサイズの必見作品は。 是非 見て頂きたい必見作品がこの下にあるんです。 実は ルーブルのイスラム美術の収蔵品は1万点以上ありそうだよね。 でも「アラビアンナイト」は知ってるよね。 イスラム美術は「アラビアンナイト」の国の美術品。 それでは この中から選び抜いた必見作品を 2つご紹介します。 さあ 何でしょう?何やろ…花瓶?当時 ガラス工芸はイスラム美術が最先端。