第2部はきょうのゲストヤマザキマリさんと俳優の北村一輝さんがイタリアを旅する番組です。 いや、そう言うけど確かに観光地なんだけどこれを最初に見た時の衝撃って覚えてない?あ、これはすごい!ヤマザキさん何度コロッセオを見てもその存在に圧倒されるのだそうです。 ハドリアヌス素敵だわってここに来るたび胸がときめく。 ハドリアヌスはこう言えたのです。
ヤマザキさんが言っていた「ニンニクみたいなイタリア」。 2人がやって来た場所にはかつてネロの広大な宮殿がありました。 今、見えている建物は黄金宮殿を埋めた上に作られた古代浴場なんです。 あのコロッセオもネロの宮殿の上にあるんですよ。 川口浩探検隊の隊長。 宮殿の内部には、意外にも美しい色彩で優美な装飾が施されていました。 暴君のイメージからは想像できないネロの繊細な一面が見えてきます。 ネロが黄金宮殿の建設を思い立ったのは、27歳の時。
ヤマザキさんは、17歳の時画家を目指してフィレンツェにやって来ました。 老舗出版社の閲覧室にダ・ヴィンチの意外な手記があるとヤマザキさんは言う。 これはレオナルド・ダ・ヴィンチがすっごい若い時に描いてるんだけどこれを描いた時みんな、びっくりしちゃって。 でも、レオナルドって人間嫌いだったからあまりに画力が優れすぎてたのと田舎から来たせいでコンプレックスがあった。 だからこのフィレンツェにやって来て画壇に、仲間に入れないわけよ。
だから、ルネサンスというものをほんとに身近で自分が実際、その時代にその中にいるかのように感じさせるような事を、別次元で体験させてくれた人たちがあの時代は、いたんだなと思いましたね。 シチリア…。 もうね、シチリアのパレルモはいろんな人がいて当たり前のとこ。 地中海の真ん中に位置するシチリアは、古来さまざまな民族や国に支配されてきました。 私の両親もシチリアの村々で人形劇を上演してきました。 キリスト教徒のノルマンの王が祈りをささげた礼拝堂です。 イスラム教徒のアラブの職人が装飾しました。