一緒に伝えてくださるのはタレントの関根勤さんと東京消防庁総務部長の松川茂夫さんです。 そして松川さん去年は熊本や鳥取で大きな地震が起きたほか暮れには新潟・糸魚川市で大規模火災が発生しましたけどもどのように感じられましたか?今回のような木造住宅密集地域の火災は早いうえに消防車両が容易に近づけないことがあって大規模火災につながりやすいです。 東京都内にも、こうした木造住宅密集地域はたくさんありますので糸魚川の教訓を今後の対策に生かしたいと考えています。
中には地域の消防団として防災に一役買っている方もいらっしゃいます。 江戸消防記念会の皆さんのはしご乗り、迫力あるアクションでしたね。 ジャパンアクションクラブにも挑戦させたいです。 C=ケミカルサリンなど有害な化学物質。 これらNBCによって引き起こされた災害で被災した方々の体についた危険な物質をこちらの車の中で洗い落とすんです。 テロによるNBC災害も大変心配されています。 東京消防庁はいち早く対策に乗り出しているんです。
東京消防庁の消防活動二輪部隊で通称・クイックアタッカーと呼ばれています。 車が入れない場所クイックアタッカーが到着してどんなことが期待されていますか?ヘリを使えば道路が使えなくなっても山間部だけではなく市街地で孤立した地域でも空から迅速に消防部隊を展開し隊員を降ろして現場へと向かわせました。 現状は、ガソリンもれの可能性があり見えますがこれも大事な点ですか?開ける場所を間違えては開けられないので別の災害が起こってしまうかもしれないのでですから、ここは慎重に活動しています。
そして消防隊が一番より迅速確実に救出できる手段として消防車についているクレーンを活用して救助活動を今、映っているのが毒劇物を積んだタンクローリーとバスが衝突した現場です。 22mの高さから放水できる屈折放水塔車です。 爆発がありましたので早めに消防車両の配置を終えて消防隊員は離れた場所からアームの先端のカメラを見ながら遠隔操作で放水をしています。 屈折放水塔車による放水です。 屈折放水塔車は福島の原発事故のときも活躍したそうですね。
そして3つ目は救急車の現場への到着を到着時間を東京駅ではおよそ2分、短縮しました。 消防施設や医療機関以外への救急車の配備は全国で初めてのことなんですよね。 救急機動部隊の運用によって現場到着時間の短縮が十分見込めると思っています。 今後は救急要請のビッグデータを分析してより一層、効果的な配置や運用を行うことでさらに救急隊の現場到着時間を短縮して一人でも多くの命を救いたいというふうに思っています。 また、東京消防庁では不要不急の救急車の要請を控えてもらう活動も行っております。
消防の皆さんは日々緊急事態に備えて訓練を行っていますが私たちでもできることがあります。 指導を行っているのは東京消防庁救急指導課の畠中正太郎さんです。 AEDはとても簡単な機械ですのでぜひ全国で講習をやってますので実施して、勇気を持ってやっていただきたいと思います。 消防の皆さんの役割として救命救急の知識を皆さんにお伝えするということもありますね。 私たちでもできる救命救急について見てきましたが、続いても私たちが気をつけることで防ぐことができる火災についてです。