江戸時代では しんばり棒といういわゆる つっかい棒が鍵代わり泥棒に入られる事もしばしばだったそうで…。 ♪~昔から大泥棒として有名なのが石川五右衛門というどうも俺たちの先祖の五右衛門評判がよくねえや。 「親分何すか 江戸中の釜盗んじゃうんすか?釜を? 江戸中 釜を?そういう事していいんですか?」。 さあ 江戸の町で 釜泥棒が大はやりを致しましていろんなところで困っちゃったんですが一番弱ってしまったのがお豆腐屋さんだったそうでございまして…。 豆腐屋が 豆煮る大釜盗まれたら商売上がったりだ ああ。
で いいかい?俺が『釜中鹿介』ったらガ~ン ガ〜ン…」。 さあさあこれで来るなら来いってもんだが 待てよ今晩泥棒が入りゃあいいけどな入んなかったら 1人で釜ん中ボ~ッと座ってんのこれ退屈だよ。 ええ あのなこんな事したいから ちょいとええ 支度しておくれ」。 ったく しょうがねえなあグズグズ理屈ばっかりこねてウツラウツラと居眠りをしたやつがいつの間にかぐっすり寝込んだ真夜中時分いくら厳重に戸締まりがしてあってもそこは泥棒商売ですな。 俺たちは 先祖の五右衛門の供養のためにやってんだ。
太平洋側では 乾燥した吹き降ろしの風が強くありいや 邪魔でしょうよ。 「以上 お天気二番せんじでした」。 今から およそ320年前の小ばなしを集めた本が元とされる「二番煎じ」。 八代目 三笑亭可楽などが得意とした一席それこそ冬場になりますというと奉公人が半分ぐらいは里に帰ったというぐらいあんまり 冬場は火事が多いんで怖かったんだそうで。 「黒川先生 今何ておっしゃった? えっ?酒を持ってきた。 これをみんなで飲む?冗談じゃありませんよ ええ?これ 火の番小屋ですよ。
お燗がついた?ああ じゃあ じゃあまず あれ 黒川先生 こちら」。 これも黒川先生の方から順に こう回して頂いて。 ガブガブね ええ バクバク頼みますよ」。 いえいえ 私はもう本当に肉は頂きませんでいえ 私は 小唄なぞを稽古しておりますんで喉が大事でございますから私は このネギを頂戴致しますんで すみません。 ハア ウンウン ハア ウウンハア ハア ハアウン ハア ウン ウウン ハァ。 ♪「火の用心」「コツリ コツコツ」。 ♪「拍子木までも」「チョン」。