時論公論「新年度予算案を問う・麻生財務大臣インタビュー」板垣信幸解説委員ほか

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この番組のまとめ

このため、全体の仕上がりとしてはどういうふうにご覧になってますか?基本的には、われわれは最初から経済の再生と財政の再建っていう、二律背反するみたいなものを2つ追ってるわけですから、そういった意味では、12月の22日に閣議了解まで政府原案が出来たという、制度を作ったときは働く人6人で、受け取る人1人が、今、どんどん減って、2.何人で1人っていうことになってますんで、これは社会保障がもつわけがありませんので、若い人らにとっては将来、今、俺、払ってるけど、俺がもらうときになったら、本当に俺のところへ来るのかよっ

次に、原子力関連の予算ですが、この除染費用だとか、それはもう、福島の話で、これはやっぱり、さて、高速増殖炉のもんじゅ、これは廃炉にするという方向が決まりましたですね。 私はこの予算案の解説の場で、16年度予算というのは、経済成長率2.5%。 そもそも消費増税も、そして社会保障の抜本的な改革も先送りしてる中で、こうした甘い予算案を組んで、本当に財政再建に政府は本気で取り組むつもりがあるのかなという疑問すら持ちます。

これは年齢ではなく、高齢者であってもその負担能力がある人には負担をしてもらうという考え方なんですね。 この結果、医療、介護で高齢者に対しての負担が今よりも増えるということになってくるわけです。 例えば、医療と介護は、実はどんなに利用しても、月々の個人負担の上限は一定になってるんですね。 問題は、こうやってこれからも個人負担、自己負担というのは、いろんな制度で上がっていかざるをえないんです。

配偶者控除のことを気にせず、女性が就労できるという環境を醸成する、作るという意味においては、間違いなく効果があると思いますし、女性側から見られて、あら、いいんじゃないの?と、これならずいぶん働きやすくなったわという方が出てくることは、間違いないと思いますが、同時に一面だけいい話を見なされますけど、家庭で介護者を抱えてる方が、家庭にとっては、時間は相変わらず今までとそんなに変わりませんから、だめですっていう方もいらっしゃいますんで、一律に全部が全部よくなるというるように、法人税の減税もありました。

来年の日本経済ってのは、去年、ことしの日本経済というのは、去年に比べりゃぁ、ある程度、中国の部分はよく分からないんですが、あそこはよく出してくる数字と現実とは、なかなか違っているように思いますから、よく分からんところが多いんで、なかなか見えにくいんですけれども、少なくとも、われわれとしては、そういった意味で、去年に比べてことしのほうが、経済としてはより安定したものになりうる可あるいは社会保障の壁、こういったものも含めて、働きたいと思う人が、その壁を意識して働く時間を調整せざるをえないような制度というのは、