週刊 ニュース深読み「徹底分析“トランプ就任演説” アメリカはどこへ行く?」

戻る
【スポンサーリンク】
08:50:59▶

この番組のまとめ

今週の初め、この冬一番の寒気が流れ込み、日曜日に広島市で積雪が19センチに達するなど、西日本と東日本の平地でも雪が積もりました。 また福井県にある高浜原子力発電所で、昨夜、大型のクレーンが突然倒れ、1号機と2号機の原子炉のすぐ近くにある、核燃料を保管する建物などにもたれかかっているのが見つかりました。 どうして倒れたんですか?当時、福井県内には、暴風警報が出ていまして、関西電力は強風で倒れたと見ています。 発達した低気圧が現在も関東の東の海上にありまして、今、西高東低の強い冬型の気圧配置になっています。

就任パレードは現在も続いていて、トランプ新大統領はその様そうした中、トランプ新政権はホワイトハウスのホームページで、すでにTPP・環太平洋パートナーシップ協定から離脱することを明らかにしました。

トランプ氏は就任演説の中でアメリカ第一主義を強調したと伝え、大統領就任に反対するデモが起きていることを伝えました。 アメリカと台湾は、正式な外交関係はありませんが、トランプ新大統領は、アメリカの歴代政権が堅持してきた台湾政策を見直す可能性を示唆メキシコのペニャニエト大統領は、ツイッターにトランプ新政権とお互いに敬意を示す関係を築きたい。

それから、さっき高橋解説委員からもありましたが、やっぱりアメリカ、アメリカっていうことばが、連発しました。 アメリカ第一主義、例えば、すべての貿易、税制、移民の入国、外交に関する決定は、アメリカの労働者や家族のためになされるだろう。 こちらには、歴代のアメリカ大統領がいらっしゃいます。 パトリック先生は、大統領演説という本をお出しになっているくらい、大統領演説の研究者でいらっしゃいます。 基本的にいろんな大統領が持っている理念を説明する就任演説なんですけれども、演説の中でも矛盾してるのは、結構珍しいです。

失業してたりとか、生活がよくなかったりする人は、本当にアメリカのことを考えてくれる、僕たちのことを考えてくれるんだって思ってる人も、中にはすごくいるわけでしょ。 僕が指摘しているのは、この就任演説というのは、国民全員のためのものなはずなんですけど、結局、彼は就任演説ではなく、集会演説を就任式で行ったと感じます。 例えば、よくいわれているのが白人の製造業で働いてる人とかですね、だんだんアメリカでそういう仕事っていうのはやりにくくなっているわけです。

弱くなったから、だからまたアメやっぱり新しい大統領で、前の大統領とオバマさんとは違うぞという形ですね。 これがもう決まりなんですよ、貢献っていうことばが大事なんですけど、オバマさんの場合は、っていうか、トランプさんの場合は、オバマさん、政権移行の手伝いしてくれてありがとうと言ってるんです。 政治とか、これまでオバマさんがやってきた、それだけじゃなくて、これまでの大統領の何も出てこないんですよね。

今回の大統領にトランプさんがなったことでの影響は、わりと心配の声が多かったです。 によって、大きな企業がすごい計画を変えてしまったりとか、譲ってしまったりとか、トランプさんのいいふうな顔色うかがいではないんですけれども、アメリカ寄りのほうにツイートの何文字で、すごく変わってしまうってことに、すごく驚いたんですけど、そういうものなんですか?もう驚きですよね。

アメリカ大統領の権限って、やっぱりすごいという話です。 アメリカ大統領になると、何ができるの?って打ち合わせていって、僕最初に、ぱっと浮かんだのは、恥ずかしながらこれでした。 大統領は、大統領令っていって、命令が出せるんです。 これ、あとね、アメリカだっていうのが、すごいのが、あって、これ、憲法にも書いてありますけど、アメリカ大統領は、もちろん、アメリカ軍の最高司令官です。 ジョギングの好きなブッシュ大統領とか、バスケ好きなオバマ大統領のときもずっと一緒に走ったりしてるんですよ。

例えば、もう朝からニュースになってる、TPP離脱します、NAFTA見直しますとかっていってるのは、自由貿易協定です。 TPPって、まだ出来てないので、通商協定はって、ちょっと複雑でね、本当は議会が権限を持ってて、それを一括して、大統領に渡す権限なので、ちょっと扱いが、条約とちょっと似てるんですけども。

アメリカがおもしろいのは、大統領と議会が同じ政党でも、議会の、今なら共和党の人たちが、みんなトランプさんに従うっていう必要はないんですよね。 もう議会は議会、大統領は大統領、お互いに独立していますので、ですのでトランプさんの場合は、政策の中に共和党っぽくない政策もあるわけですよね。 ですので、トランプ砲が実はツイッターから、そのまま彼が大統領としての発言がそのままトランプダイレクトトランプ砲になっていきますね、ダイレクトトランプ砲になっていきますね、これからは。

日本の企業の皆さんも、アメリカでビジネスをしてますし、アメリカの経済が強くなれば、アメリカにもっと物をたくさん売れるようになるわけですから、トグローバル化が進んで、技術革新も進んで、仕事がだんだんこれからどうなるか分かんないっていうふうに、不安に思ってる人って、別にアメリカだけじゃないと思うんですよ。

結局、アメリカファースト考えて、アメリカのためのグローバリゼーションだとか、アメリカのためのAI化だとか、アメリカの国益につながるということに気付けば、忘れられている自分の支持層をも巻き込んで、新しい経済体制を作り上げることができるかもしれないです。 そのアメリカファーストイコールグローバリゼーションっていう、このつながりができるかどうかが、大きな要点になるんですけど、チャンスはチャンスです。