総合診療医 ドクターG 三大疾病スペシャル「がん」

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この番組のまとめ

日本人の三大疾病に迫る!その第二弾は…えっ!開店20周年へぇ~ 早いもんだね!おかげさまでありがとうございます。 腫瘍の大きさは5センチで精密検査を行なうととてもいいドクターがいると言われ先生を紹介して頂きました。 まあ日頃は 大学病院で患者さんの手術を中心に治療肺がんの新しい手術法を確立した医師としてがんをいかに 「小さく」かつ 「完全に」取り除くか。 研修医が一から考えるって事はあまり 今までした事がないんですけれどもいい治療が何かっていうのを一生懸命今日は考えられればいいなと。

こういう数値には すぐ出るもんなんですか?研修医の先生の土井先生 どうですか?自覚症状もないぐらいなのでこういう値には出てこないかなというふうには思います。 痰が 貯留が少しでも解消されるという事は…はい 徳田先生。 はい ドクターGと研修医との真剣勝負 カンファレンス スタート。 この方は 確かに肺の肺尖部上の方にある5センチ 掛ける 4センチの腫瘍でオペには すごいリスクを伴うなと思うんですけど…要は悪くなっちゃうんで もしも僕が 神の手を持っていたら手術かなと思いました。

がんが 既に浸潤していれば今すぐに手術をすると血管や神経まで取らなければならない。 そしたら 徳田先生なぜ こちら側の…小指側の感覚や運動をつかさどる尺骨神経に つながっています。 五十肩ではなく 肺尖部にできたがんによる症状の可能性が高い。 ちょっと この大動脈から出てくるここ もしかしたら…山本さんは 脳に血液を送る鎖骨下動脈にがんが浸潤している可能性が高い。 という事は 外科手術で肺尖部にある がんを取り除く事ができれば…それで 手術に持っていくというのが スケジュールになります。

がんが血管に浸潤した部分を取り除き人工血管に置き換えるためには鎖骨下動脈の血流を遮断しなければなりません。 ここで血流を止めると鎖骨下動脈から分岐して脳の脳幹部に向かう重要な血管椎骨動脈の血流も止まります。 鎖骨下動脈がつながる大本の血管 大動脈の血流を止めなければならないのです。 左の鎖骨下動脈を遮断して脳血流が一時的に落ちた場合に脳の血流が保たれるかどうか危ないかもしれないという事で「脳梗塞」と書きました。