全豪オープンテニス2017 男子シングルス・決勝

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この番組のまとめ

ロジャー・フェデラー対ラファエル・ナダルという全世界が注目する決勝になりました。 四大大会の決勝っていうことで限定するともしかするとこれが最後かもしれない。 パワフルかつ情熱的なプレーで2009年以来の優勝を狙うラファエル・ナダル。 世界トップに君臨した2人四大大会、6年ぶりの頂上決戦。 チャンピオンたちの肖像が描かれたこの通路はロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルというテニス界の2人の英雄が切り開いてきた道でもあります。 四大大会優勝は史上最多の17回。

フェデラーのバック側を狙っているラファエル・ナダル。 ナダルのセーブはフェデラーのバックにほとんど入れていくんですが40−0と余裕があったのでここはフォアのほうにも1球入れてきましたね。 今度はロジャー・フェデラーのサービスです。 今大会は第17シードで臨んでいるロジャー・フェデラーです。 フェデラーは自分のサービスゲームは早い展開に持っていきたいです。 当然、このパターンはフェデラーの頭にありますからいかに、ナダルがバックを攻めてくるときのショットに対応するかですね。

片手のバックハンドでナダルのバック側を攻めていきました。 このショットの精度が高くなってくるとこのショットがナダルのバックハンドになりますのでまたフェデラーとしても展開しやすくなります。 ナダルのフォアハンドのプレースメントをご覧いただいています。 ただ、回り込んでデュースサイド側71%取ってますので回り込んでの逆クロスというナダル、今大会変えてきますがむしろセカンドでも、少し後ろ。 ポジションが後ろですので相当、ナダルが下がってますのでそういうポジションの選手には角度のあるサービスが有効です。

主導権を握ったのはロジャー・フェデラー。 フェデラーの切り返しのショットが浅くなると、ナダルのカウンターショットがきますがこのゲームに関しては切り返しのショットが浅くなりませんでした。 ロジャー・フェデラーのサービス。 1ブレークアップのロジャー・フェデラー。 当然、このパターンですとフェデラーはバックのほうに意識がありますから少しバックのほうに動いてます。 フェデラー陣営にはイワン・リュビチッチコーチ。 ロジャー・フェデラーがリード。

第1セットを通してフェデラーの早い展開が非常にいいポイントで決まっていましたよね。 ナダルとしてはもう少しラリーをフェデラーとしてリズムをつかみたいですがうまくフェデラーがネットプレーを織り交ぜてナダルを揺さぶっていました。 35歳のフェデラーと30歳のナダルの対戦です。 フェデラーに仕掛けられる前に自分でネットに展開していきました。 デュースサイドでもセンターのスライスサービスフェデラーのバックに入るサービスが圧倒的に多いですからどうしてもフェデラーとしてもそっちにエースになります。

それを早いタイミングでフェデラー処理しようとするのでコントロールが難しくなるんですね。 強烈なスピンをかけてフェデラーのバックハンドに打ってきます。 かなり浅いポジションでのリターンが成功したフェデラー。 ロジャー・フェデラーが第1セット第7ゲームでブレークに成功しました。 ナダル、しっかり回転をかけるボールと回転量を少なくして早いタイミングで返すバックハンドのクロスと使い分けています。 ブレークバックのチャンスがこの第3ゲーム2回ありましたが、いずれもものにできなかったフェデラー。

でも、やはりフェデラーが後ろに下がってラリーするとどうしてもナダルのペースになってしまいますからフェデラーとしてはチャンスを見つけてネットに展開するためにもベースライン近くでプレーし続けたいです。 このゲームはフェデラーのフォアハンドですね。 フォアハンドのアンフォースドエラーが少しずつ増えてきましたロジャー・フェデラー。 フェデラーの逆クロスが決まってこれでブレークポイント。 入っている!ロジャー・フェデラーブレークバック。

福井さんも解説をされたかと思うんですが2008年のウィンブルドンあのフェデラーとナダルの戦いはファイナルセット最後、9−7でしたね。 その前年、ウィンブルドンを制したのがそのときはフェデラーが勝って翌年フェデラーの連覇を止めたのがラファエル・ナダルでした。 プライベートでも親交がある2人で去年10月、ナダルがアカデミーを作ってそのオープニングのセレモニーにフェデラーが駆けつけました。 第9ゲームラファエル・ナダルのサービングフォーザセット。 これでセットポイントを迎えましたラファエル・ナダル。

フェデラーのサービスで第3セットが始まります。 サービスのフリーポイントがありました、フェデラー。 このゲームフェデラーにとっては大きなゲームです。 リターンを警戒してフェデラーの形ですが決めのショットがうまくいきません。 ロジャー・フェデラーガッツポーズ!ピンチがありましたがしのいでロジャー・フェデラー、キープ。 ネットクリアランスというのはネットからどの高さでボールを通しているかというデータなんですが、第2セットは上がっているということですね。 これがフェデラーの形だ。

ロジャー・フェデラーは今日10本のエースがありますがそのうち6本が、第3セット。 コース、ときにサービスアンドボレーも見せますので、なかなかリターンのタイミングが絞れないんですね。 そういう、いろいろな作戦を持っていますので第2シードのジョコビッチは2回戦でワイルドカードイストミンに敗れました。 最後のボレーはロジャー・フェデラーにブレークポイントがやってきました。 フォアハンドフェデラーのショットが戻ってきました。

ナダルとしてはもう少しフェデラーのサービスにこのセット、プレッシャーをかけたいところですのでそのためには深いリターンが必要です。 フェデラーが自分のタイミングで回り込んだときは本当に相手はコースが読みにくいと思います。 第6ゲームロジャー・フェデラーにチャンスがやってきました。 ロジャー・フェデラー第3セット第7ゲーム。 少しサービスのスピードを落としたんですけどロジャー・フェデラードロップボレーで決めました。

カウンターショットでフェデラーのリズムを崩していきたいところです。 ラファエル・ナダルは3回戦のズベレフ戦もセットカウント1−2とリードされたんですが第4、第5セットを取りました。 フェデラーのファーストサーブでのポイント獲得率も第3セットは上がってきました。 なんとかフェデラーをネットに展開させたくないです。 第4セットの最初のゲームラファエル・ナダルがキープ。 気になるのはセカンドサーブになったときにフェデラーにうまく回り込まれています。

これはフェデラーが落とした第2セットですね。 フェデラーは今日のファステストサービス最も速いスピードが207キロということでロジャー・フェデラーは今大会、最も速いサービスを打っているということになります。 今、セカンドサーブになってナダルは回り込んで、相当回転のかかったフォアハンドを打ってきました。 フェデラーとしてはなかなか早いタイミングで合わせにくいといいますかタイミングが合ってないです。 あの回転量に、かなりフェデラーがてこずっています。

すばらしいショットがきた本当に大切なポイントできましたよね。 左手首を使ってのショット。 今のショットもそうですが第4セットの攻防すばらしいショットの応酬があった第5ゲーム。 当然、フェデラーは第4セットで決めたいという思いは強く持っているはずです。 それにしても本当に福井さん試合前からいろいろな関心がありましたが多彩なショットを2人が見せてくれて見てるほうを楽しませてくれます。

こういったミスがこのセットは増えてきたウィナーを上回るフォアハンドのアンフォースドエラー。 フォアハンドがフェデラーのキーのショットになりますね。 ナダル、キープすれば戦いはファイナルセットへ。 全豪オープン2017男子シングルスの決勝はファイナル、第5セットへ。 ナダルがうまくスピンをきかせたストロークでフェデラーのリズムを崩していきました。 フェデラーのほうとして気になるのは第3セットに少なかったフォアハンドのミスが少し出てきたところです。 戦いは、ファイナルセットへ。

越えました!フェデラーのポイント。 フェデラーのポイントです。 第5セット、フェデラー第3ゲームを取りまして、2−1。 これで2試合連続でメディカルタイムアウトをとったロジャー・フェデラー。 ナダル戦の疲れだけではなくてここまで6試合戦ってきているわけですから35歳のフェデラーにとって相当疲労を感じていると思うんですよね。 ナダルが3勝フェデラーが2勝。 第5セット、第2ゲームには3回のチャンスがフェデラーにありましたがしかし、取れず。 勝負にいったフェデラーのショットネットに出ていきました。

グランドスラム、四大大会ロジャー・フェデラーは史上最多の17回の優勝。 2009年ではナダルがフェデラーを破りました。 先ほどはフェデラーのフォアにナダル、入れてきましたね。 第5セットに入ってすぐにフェデラーのサービスをナダルがブレークしました。 ですから、ナダルとしても足も動いていますフットワークもいいのでこのまま一気にいってしまうのかなと思ったんですがフェデラーがこの2ゲーム展開を非常に早くしてきましたよね。

これがフェデラーだ!見事なショットです。 ロジャー・フェデラーがブレークした!優勝に近づいた。 この試合にかけてきましたさあ、ロジャー・フェデラーにチャンピオンシップポイントがきました!35歳174日。 フェデラー、復活!永遠のライバルラファエル・ナダルを破っての偉業達成!なんというすごい35歳。 今大会、最も長く戦いましたロジャー・フェデラー。 フェデラーらしいフォアハンドが随所に見られました。

そして、この大会を可能にしてくれたスポンサーに感謝します。 この大会を可能にしてくれた皆さんすべてに感謝します。 テニス・オーストラリアの皆さんに感謝します。 そしてファンの皆さんに感謝します。 このあとはロジャーがトロフィーを受け取るのを本当にすばらしいチャンピオンです。 これでグランドスラムシングルス18度目のオーストラリアンオープン7年ぶりの優勝、5回目の優勝。 そして、もちろんスポンサーの皆さんに感謝します。