特報首都圏「防げ 高齢世帯の火災」

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この番組のまとめ

東京消防庁が危険視しているのが高齢者の世帯で、生活の中のちょっとした油断が出火につながるケースです。 田園調布消防団員気をつけ!敬礼!女性消防団員で27年のベテラン高橋春美さんと新人の鈴木琴音さんです。 昨年度、東京で火事が原因で亡くなった人の7割以上は65歳以上の高齢者でした。 実際、高齢者の家にはどんな火災のリスクが潜んでいるのか、取材しました。 先月だけで4人の高齢者が火災で亡くなった川崎市。 東京消防庁は地域の福祉関係者も巻き込んで対策を進めることが重要だと考えています。

火災だから消防なんですけれども、お年寄りが一番信頼しているのは、実は福祉の方なんです。 ですから、ケアマネージャーさんですとか、あるいはヘルパーさん、あるいは地域には民生委員の方がおられて、民生委員の方も福祉関係で、よく高齢者とおつきあいはされてるんですね。 火災警報器。 火が出たときに、いち早く火災だぞというのを知らせるのが、住宅用の火災警報器なんです。 その火災のリスクですけれども、高齢者の身近なところにまだまだあります。 こういうときに、大切になってくるのは、初期消火ですよね。

去年暮れの新潟・糸魚川の大火では、住宅密集地での延焼の危険性が改めて浮き彫りとなりました。 特に、住宅密集地でリスクが高い延焼を、空からの撮影が延焼を食い止める鍵だといいます。 その情報を現場の消防隊に知らせ火が迫ってくる方向に効率的に消防車を配備し延焼を防ぐのです。 消防車が入っていけないような住宅密集地ではどのような対策が取られているのか。 さらに墨田区では住宅密集地で延焼を広げないため住民による消火活動の器具も整備しています。 住宅密集地の奥まで入っていける消防車の開発も進められています。