誰もが知っている村上春樹さんのベストセラーがずらり並んで連発する作家・村上春樹さん。 今、ネットなどを中心に村上作品ラブのフィーバーに新刊発売を間近に控えまたまた熱気を帯びる村上春樹現象。 今、全国各地、海外にもこうしたハルキストコミュニティーが生まれ、読書会を開いたりSNSでつながったりとファン活動が広がっているそうです。
違いますし、村上さんって、さっきの太田さんじゃないですけど、やっぱアンチって多いんですよ、それね、昔からで、デビューしたころは、何かアメリカの文学の文体の影響を受けながら、何かこう、若者のおしゃれな都市のライフスタイルを描いた風俗小説なんじゃないかという扱いを受けて、いわゆる文壇の評価ってすごい低かったんですね。
ドリーさんもまもなく発売される新作小説をいわゆるアンチだ、アンチだという人も、気になってしょうがないっていう、引き付ける魅力、魔力があるのが村上春樹さんの作品と見えるような気もしますけれども、やはり双方の意見がここまで沸き上がる。 これ、なんでなんでしょうね?それはね、やっぱり村上春樹が掲げているもののテーマの魅力と、そこに対してのある種の過剰な期待なんでしょうね。 村上春樹の最大の魅力って、やっぱ掲げてる主題が、追求しているものが、僕は世界的な問題ってことだと思うんですよね。